交わる世界 Faile(45)「叙勲のお礼」

年明けは新年会の連続で、関西へ行ったり東京での会へ出かけたりと、新しい年の作業の準備をしなくてはならないともあって、いささか疲れることになります。その中で開かれたお祝いの会の一つが、1月25日、漫画家松本零士さんによる、叙勲に対してのお礼の会が、東京品川のプリンスホテルで開かれました。これまでお対気合いをしてきた人々に対するお礼と言う意味であったと思いますが、これまでの彼のパーティとはひと味違ったものでした。

受賞の対象が「銀河鉄道999」ということであったこともあって、これまでほとんどのパーティに参加していた「宇宙戦艦ヤマト」の関係者は呼ばれていませんでしたので、ちょっと映像関係者には寂しいものでした。

わたしは「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」のメインライターであったこともあって、招待されたのかもしれません。司会者も野沢雅子、池田昌子、肝付兼太・・・つまり星野鉄郎、メーテル、車掌を演じた人々によって行われていましたが、特に華やかなイベントでもなく、その日が松本さんの誕生日と言うことで、そのお祝いということで終わりました。

そんなことでかなり限られていたこともありましたから、親しい方々との再会もごく限られていましたが、「宇宙戦艦ヤマト」のアドバイザーで作家の豊田有恒氏。アニメーション監督、勝間田具治氏。声優の森ユキを演じた、現在講談師である一龍斎春水の麻上洋子さん。「千年女王」の監督、明比正行氏というわずかな人びとだけでした。映像関係の人々はほとんど限られていましたから、紹介した人々ぐらいだったのですが、松本さんの所属している漫画協会からお祝いに駆け付けた、永井豪さんと出合えたのは嬉しい再会でした。

次第にこうした会で出合える人々がいなくなっていくということは、大変寂しいことですが、久し振りにこうした機会があるということは、大変嬉しいことでもあります。今回は限られた人々との再会を、写真で紹介しようと思っています☆