観る世界 Faile(36)「3Dに思う」

3Dと言えば、ナビに入っていて町の風景などが立体的に見えたりしましたが、それほど話題になるようなこともなく、平面的な地図よりも、ちょっと変わっていて面白いかなと思うことがありましたが、特に立体的な姿にしてみる必要もないので、ほとんど関心もなく過ぎていましたが、昨今は映画「アバタ」の成功がきっかけで、3Dが一気に興味をそそっているように思えます。

しかしどうでしょうか。

技術の進化というもので、凄いなとは思うけれども、それ以上に映像作品として素晴らしいものだとは思いませんでした。 つまり技術の進化と言うことでは評価をしますが、それが決定的なものとはなり得ないと言うことです。

自然な姿は、自然な姿で捉えたいと言うことです。

機会的な映像を見せられると、直ぐに疲れてしまいます。

面白がるのは、若い世代の人だけでしょう。それでもずっと3Dを指示して行くかと言えば、決してそうはならないように思います。

恐らくその臨場感という効果を考えると、スポーツが最適なのではないでしょうか。

これは平面的な映像で見ているよりも、遥かに感動できるのではないだろうか。

結局、自然を作りだすということは困難だということなのではないでしょうか。

3D技術を使って、大いに効果を上げられるものを考え出していかなくてはいけないでしょう。

時代の進展によって、さまざまなもの、さまざまなことが開発されていくと思うのですが、人間にとって快適なものでなくては、決して喜ばれないし、残って行くことは難しいように思うのです☆