思う世界 Faile(51)「世代の継承」

私は前から、かなり世代の交代に関して、あるデーターを取って調べているのですが、最近になって、やっぱりデーター通りなのだなと思うことがありました。

現在はほとんど、80年代以降の人によって世の中が動かされているのですが、当時の漫才ブーム一期生である松本紳介、二期生のビート健史、所ジョージ、明石家さんま、トンネルズ、そして80年代最後の漫才ブームで出てきたうっちゃん、なんちゃんという流れです。今はその最後のうっちゃん、なんちゃん世代が時代を引っ張っている状態といっていいでしょう。

こうして世代が受け継がれていくのでしょうが、毎年の恒例になっている、NTVの「愛は地球を救う」のラスト近くを見ていたら、今年のメインパーソナリティを努めた、関ジャニが披露した「無責任ヒーロー」という歌を歌っていました。

その時でした。思わず団塊の人たちが、勢いを得て時代をリードしていた頃の世相である、植木等の無責任振りが大流行であったことを思い出したのです。

折りしもあの頃は、漫才ブームの頃でもあり、現代のお笑いブームと共通する者があります。

あれから、早くも20年を経て、所謂、団塊ジュニアーが時代をリードしていくときがきているのだということを、つくづく感じました。植木等がかもし出した無責任男の時代に誕生してきた、自由気ままな時代に育った人たちが、彼らの親たちが生み出した雰囲気を受け継いだのでしょう。

関ジャニの「無責任ヒーロー」になって登場してきたのでした。こんあ風にして、世代の気分が受け継がれてきているんですね。果たしてお笑い芸人の全盛とも思える雰囲気といい、この時代の雰囲気は、どのように受け継がれていくのでしょうか。大変興味があります☆