知る世界 「桂川日記」(22)「秋、燃える」

大学生活も、すっかり馴れて、落ち着きました。

もう一年半になります。

いつも私が授業を行っているのは、本校からちょっと離れたところにある・・・といっても、本校から数分というところにある桂川沿いに建つ、「有響館」という校舎なんですが、わたしはここが大好きなんです。

理由の一つに、校門を入って直ぐのところにある、この校舎の中庭・・・図書館前に植えられた桂の木が、すっかり紅葉して秋深しといった気配になりました。

教室のある二階のロビーから眺めると、桂川の向こうに嵯峨野の山が見えています。

まだこちらはようやく燃えはじめたところですが、学校の中庭の桂の植え込みは、早くも綺麗に燃えていました。

いつも京都をお知らせする記事を書いてきましたが、今日は秋の気配をお知らせすることにいたしました。

こんなところで学生たちと、楽しい学園生活を送っているのですが、この時期は大学祭の季節でもあります。学生たちは、精一杯青春を楽しんでいることでしょう。

私はこの間の授業はないので、せっせと来年の準備をしています。そろそろ年賀状の季節ですが、その準備をしなくてはなりません。

来年は、私のこれまで作った・・・つまりみなさんにお送りした年賀状とエッセイを、まとめて出版するという企画が進んでおります。

目下、そのエッセイを楽しんで読んで頂けるように、原稿をまとめているところです。

とにかく、今年もまもなく終わりです。お互いに健康に留意して、今年のいい締めくくりをしましょう☆

有響館入口の写真
図書館前の桂の写真
ロビーからの眺めの写真