知る世界 「桂川日記」(41)「歴史の点在」

京都へ通うようになってから四年になります。

勿論、大学での講義が目的ですが、その前日には、少しでも京都を知ろうとして、かなり歩きました。健康維持にも役立ったと思いますが、思いがけないところで、思いがけないものを知ったり、発見したりしました。

兎に角随分歩いたと思いますし、写真もかなり撮りました。それはすべてCDに収めて仕分けしてあるのですが、兎に角歴史が積み重なったところですし、長いこと政治の中心地でもあったところですから、その痕跡があちこちにありますから、興味尽きないところでもあります。恐らく地元の方にとっては、そうした歴史の跡などは、当たり前のように存在しているので、あまり関心がなくなるのももっともなのですが、私のような他県からやってきた者にとっては、大変興味深いことですし、大変刺激的なことでもあるのです。

今回は、取材の途中で見かけた史跡を、カメラに収めてきましたので、どこでどのようにしてということは、確かではありませんが紹介しておこうと思ったのです。

ただ歩いていると、ついつい見逃してしまうのですが、頭の片隅に何かを発見したい、何かを知りたいという意識があれば、一寸したものにも気がつくはずです。

どうか京都散歩をする時には、ただ賑やかなところを歩くだけではなく、人気の少ない静かなところも、ゆったりとした気分で散策してみて下さい☆

悲桂小五郎像の写真
桂小小五郎寓居碑の写真
在原業平邸址の写真
木屋町土佐藩邸跡の写真
小町通りの写真