知る世界 「旅雑記」(44)「京都年末年始」
いつも年末、年始は東京の自宅で過ごすことが多いのですが、去年は年末近くまで京都にいましたし、また年初めにはまた京都にいました。
そんなわけで、じっくりとその時期に京都に滞在したわけではありませんが、慌ただしく年末年始を過ごしました。
勿論、駆け足で行き過ぎただけですから、そこらしい雰囲気を味わった訳ではありませんでしたが、京都駅周辺の雰囲気、ホテル周辺の雰囲気を味わった意外には、初詣の帰り道で発見した厨川白村の屋敷と出合って、一寸した発見の収穫があっただけでした。この厨川白村という人は、評論家で英文学者として知られた人でしたが、当然のことですが世代が違いすぎて、小生は出合っておりません。しかしそのご子息が、我が母校の教授であったことから、記憶をしていた人でいた。
京都というところは、こうしたひょっとした町の一角に、記憶にある人の屋敷、歴史上の人物の寓居と出合う楽しみがあります。
また今年から、大学での講義を利用して、あちこちと散策することになるでしょう。
丁度小生がはじめて持った学生たちが、ととう卒業の年を迎えたということもあって、彼らと記念の散策をしようという計画があります。そのうちそんなこともあるでしょう。
いい年でありますように、祈りたいものです☆