知る世界 「旅雑記」(48)「ちょっと一息」

今年の春は、ちょっとひと息入れるのに、いい機会を得ました。昔ほど和正しく生活しているわけではありませんが、今年は京都嵯峨芸術大学の講義と同時に、NHK放送大学の文京センターから面接教授を依頼されたために、東京と京都を行ったり来りして、それぞれ違った学生たちと出会い、脚本を書くという講義をしてきましたから、いささか慌しい作業をし始めいたのです。 かなり高齢にはなりましたが、健康そのものなどで、原稿を書くという作業の他にも、精々動こうと思っているところなのです。 そんなわけで、やれることは何でもやっておこうという気持ちで活動しているのです。

余談になりますが、京都のほうは10代〜20代の人が中心ですが、放送大学の場合は20代〜50代の主婦、OL,OG、フリー作業組、リタイヤー組と、大変変化に富んだ受講生でしたが、中には60代の方も加わっていて、大変熱心な雰囲気を醸し出していました。こちらは定員をオーバーしてしまったので、抽選で受講生を決めるという状態でした。

また秋にも、集中的に行う予定になっているのですが、こちらは定員を大幅に増やしましたが、それでもまた抽選になりそうだということのようで、大変嬉しい結果が出ています。

兎に角、皆さんは大変受講に熱心で、通常の大学とは違った雰囲気があり、講義をする者に撮っても、その反応が楽しめました。

少しでも、私が創作に向かう姿勢というものを、沢山の人に知って頂けるということは有り難いことです。

そんな慌しい春を過ごしていたのですが、ある日京都の出版社の方から、思いがけない招待を頂きました。

京都甲部祇園の「都おどり」を久しぶりに楽しませて頂くことになったのです。

たまたま講演前に、貴重な解説をして下さる方がありましたので、演舞を楽しむ以外にも、得るものが多かったひと息でした。 ついでに花街を散策する機会を得ましたので、大学生活とはかけ離れた雰囲気を味わうことが出来たのでした。

みなさんにも、ちょっと目の保養をして頂こうと思って、写真を披露いたします。

どうぞ、ごゆっくりお楽しみ下さい☆

甲部歌舞煉場前の写真
都おどり茶席の写真
舞妓、舞台衣裳の写真
祇園新橋の芸妓の写真