楽しむ世界 Faile(35)「ひとくち古代史考」(朋神)

このところしばらく、古代の歴史にかかわる作業をしていましたので、どうしても神々との出会いが多くて、いろいろと話題にしたいことが出てきました。

今年の秋には出版される予定なのですが、幻視行「月の都・京都」(あなただけの古都遍歴)という本の執筆中で、その中でさまざまな発見をしました。残念ながらその中での発見を、すべて書く訳にはいきませんが、一つだけお話してもいいということがあります。

それは朋神ということなのです。つまり神様はペアーになっているということで、これは日本ばかりでなく、西洋でも同じようなことが言われているのです。

もちろん朋神と言えば、男女ということもありますし兄弟ということもあります。

日本の神々もみな男女がペアーになっています。そのために天照大神が女だとすると、相手となる朋神は男神ということになるとおもうのですが、通常言われているは女のはずなのです。これではちょっとおかしなことになるなということは、かなり前からいってきたことでした。本来男であった天照大神を、女にしてしまった者がいたに違いないと思うのですが、取り敢えずこうしたペアーである神々の世界には、みなさんもよく知っていらっしゃるはずの神もいらっしゃるのです。

その謎が知りたかったら、是非、夜空を見上げてみて下さい。それから、コツコツと調べていくと、その神様にぶつかります。 神様には、姿を現す神と、姿を現さない神とがいるということも、それに関係があるのです。

時代の先取りも面白いでしょうが、さかのぼって探ってみるのも面白いですよ☆