楽しむ世界 FaileFaile(51)「ひとくち古代史」(社)

神様はおおむね遥か彼方の天空からやってきて、山へ下ります。

従って、その神の御利益を得ようとすると、どんな険しい山でも上って行かなくてはなりません。そんなことから、市民がその神に接したくても、とても困難がつきまとうことになってしまうわけです。もっと、身近なところでお参り出来ないものかという願いが高まり、所謂神官が、より近いところで神との接点を作ろうということから、神を山頂から少しづつ下へおろしてきます。 それが、山の中腹から、更に平地へと移ってきて、所謂神社となっていったのでした。

神様は本来、山頂に存在していたということで、ご神体を山にしているところもかなり存在していますね。

社というのは、あくまでも庶民が信仰しやすいように作られたものだと思います☆