楽しむ世界 FaileFaile(54)「ひとくち古代史」(磐余の池発掘)

かつて「宇宙皇子」を執筆している時、わたしが飛鳥のあるところを舞台にしてくと、必ずその土地に遺跡の発掘が行われたことがありましたが、最近、近鉄の広報誌でもある「近鉄ニュース」というフリーペーパーに大津皇子のエッセイを書いたところ、そこに扱われた、「磐余(いわれ)の池」らしいものの遺構が発掘されたということが、新聞各紙に発表されました。

早速、それを知らせてくれた方があり、それをお知らせしたいと思います。

謀反を企てた罪で処刑される前に、この池のほとりで詠んだといわれる大津皇子の「百伝ふ磐余の池に鳴く鴨を今日のみ見てや雲隠りなむ」はよく知られていますね

原稿の発表と同時に起こる発掘の発表ということは、これからも起こるかもしれません。不可思議な一致です

機会があったら、是非お出かけになってはいかがでしょう☆