楽しむ世界 FaileFaile(56)「ひとくち古代史」(いたにつく)

どうも最近防衛大臣になった人は、いつもおどおどとしていて、「大臣としていたについてないね」などといわれますが、この言葉は、お芝居の用語で、「舞台」のことを指すものです。専門家は舞台で上演することを「いたにのせる」といいますが、本来は役者の芸が修練の結果、舞台にしっくりとしてくることを指したり、役柄がぴったりとその役者に合うということから出た言葉です。「いたについていない」というのは、その逆のことを言います。かまぼこは板についていることから、「かまぼこ役者」などとはいいませんね☆