「とんかつ河金」下谷店の河金丼＋とん汁

お値段

850円

お味

丼、というだけあって丼。ご飯、カツ。ルーに隠れていますが、千切りキャベツも乗っています。食べるのもスプーンではなく割り箸です。

ルーはやや塩気の強い味わいですが、キャベツが適度に緩和しているので丁度いい具合になっています。とんかつ屋だけあってカツは揚げたて、肉厚で美味しいです。ネームバリューはさておいて、純粋に味やボリュームの面でもいい感じではないかと思います。

備考

友人とのテニス前に、やや遅い昼食をとろうというこで、かねてより一度訪ねてみたかった「河金」にトライ。ご存知の方も多いと思いますが、「河金丼」といえばカツカレーのルーツとも言えるメニュー。時期的には大正期に考案されたとも言われ、「グリル・スイス」や「カツヤ」よりもずっと前になります。とは言え、「河金丼」の構成はカレー味のカツ丼、後二者のそれはカレーライスにカツのトッピングです。パクリとかどうとかでなく、違うアプローチから作ったら同じものになった、ということではないかと考えます。
ちなみにこちらの下谷店は、ウェブ等の情報によれば暖簾分けされた店とのこと。昭和通りと言問通りの交差点近く、というか、入谷鬼子母神の道を挟んだ向かいの路地にあります。普通の街中にありそうなちっちゃなお店で、店内では猫がゆったりと昼寝してました。

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