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とりあえず一通りの設置が終わって番組をいろいろ見ていると、当初はあまり見えなかった不都合があらわになってきます。ここではそんな問題を少し挙げておいて、ここを読む人の参考になるようにしたいと思います。
番組編のところでも述べますが、スカイパーフェクTV!はいろいろなところで「合併前」が見えています。その最たるものが、衛星切り替えの部分。たとえば、JNNニュースバード(258ch)からスカイスポーツ1(701ch)に移るには、何よりもまず「衛星切り替え」の操作をしてからでないとチャンネル選択のしようがないのです。チャンネル番号と衛星の対応表を内部に握っていれば、こんなものは自動的に切り替えることだってできるでしょうに、どうしてユーザーに「2つの衛星」を意識させるような設計にしたのでしょうか。理解に苦しみます。挙げ句の果てに、「2衛星それぞれに40個までチャンネルボタンを設定可能!」とか、さもそれが利点であるかのように宣伝するというのはひどい話です。
さすが世界の松下、チャンネル選択一発で衛星を切り替えるチューナーを発売してくれました。買い換えちゃおうかしらん。
D900の場合、EPGは時間軸が横、チャンネル軸が縦という表示になっています。ところが、字は横書きですから1画面には2時間の幅しか入りません。このため、一日の番組を見渡そうとすると何度も何度も画面をスクロールさせる必要があって、これが大変面倒です。一方、チャンネルは1画面に7つ入るのですが、番組チェックや録画予約の際には特定のチャンネルに絞って見る方が多いですし、契約チャンネルはもっとたくさん(おまけに2衛星に分かれて!)ありますから、他のチャンネルが同時に画面に出ていてもそれほど嬉しくありません。できれば時間軸を縦にしてほしいです。
EPGをはじめとして、画面上のメニューを選択するにはリモコン上のジョイスティックなるものを使います。構造は小さなジョイスティックに半球形のカバーがついているような感じで、確かに使いやすい感じはするのですが、どうも構造的に弱いのか、しばらく使っていると接点不良のような動作の不具合が起きてきました。ついには「右」が一切利かなくなってしまったのです。これは上で書いた、EPGの移動で「右」を酷使しすぎたせいかも知れません。いずれにせよ、これが壊れただけでリモコンはほとんど使い物にならなくなりますし、市販の学習リモコンでCSに対応したものはほとんどありませんから、結構高くつく可能性があります。ちなみにふじもとはProntoを買ったので、これでチューナーの操作をやってます。
さて、導入と機械の話はこの辺にして、次は番組へと話を移しましょう。