告知の日の日記

 2006年7月5日、自分にとって忘れられない日となった。
「バレット腺ガン」であると告知された日であり、妻と二人の子供たちとそのファミリーにそれを知らせた日となったからだ。
 この夜、妻と集まってきた二人の娘たちに、医者から言われたことを説明し、今後の対応を話し合ったが、かなりショックを受けた様子だった。
 自分だって逆の立場であったら、かなりショックを受けただろう。当の本人が冷静でいられるのは、本当の恐ろしさを知らないからかもしれない。

 これまで、ケアにケアをし尽くしてきたつもりでいる。年1回の誕生月の健診では、ポリープのある食道を 丹念に内視鏡検査を受けており、最近の4,5年はその頻度を半年ごとにしていた。

 これだけケアしていたのだから、早期発見に違いない、と思っている。しかし今回の発見は、ポリープの場所とは別のところに発症しているので少し気になる。

 早期発見なら、今は治る時代と思っているが、自分のは別かも知れない。入院は一刻も早いにこしたことはない。「ベッドが空き次第入院」ということで連絡を待っていたところ、7月10日(月)に入院することがきまった。

 親しい友人にこのことをメールしたところ、たくさんの激励を頂戴した。ありがとうございました。

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