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アバウト・シュミット
About Schmidt
★★★★★★☆☆☆☆
2002年 アメリカ
監督/脚本: アレクサンダー・ペイン
出演: ジャック・ニコルソン / キャシー・ベイツ / ダーモット・マルロニー / ホープ・デイヴィス
☆こういう作品☆
66歳のウォーレン・シュミット(ニコルソン)。長年勤務した保険会社を定年退職し、第2の人生を歩もうと
したその時、妻ヘレン(ジューン・スクイブ)が急死。愛娘ジーニー(ホープ)の結婚も控えていたウォーレン はある夜突然家を飛び出し、ジーニーの住むデンバーへ向かう手前、妻の希望で買ったキャラバンカーで ひとり、何か探しの旅に出る。
☆こう観た☆
若者に何かモノ申したくなる衝動、冷めた夫婦生活、仕事に生きすぎた結果娘にソッポ向かれるさま
…。一般中年のモノの考え方、生き方ってどの国も似たようなものなんだなぁ、なんて少し失望してしまっ た。こういう習性は日本ならではなものだと思っていたので。この感じは、自分もそうなっていく要素を多分 に備えているがゆえの危機感でもあるのかもしれない。(^_^;
そんな典型的なオヤジを演じるジャック・ニコルソンの起用が当たり、大きな2つのもの(仕事、妻)を同
時に失い、元保険屋の性か自分の死期を計算しながら「あとは死を待つのみだ」とつぶやくなど、絶望し か見えなくなってしまった男を彼が体現してみせる。
監督のアレクサンダー・ペイン。テレビで見てふと難民孤児への寄付を思い立ち、その孤児へ書く手紙
を心のよりどころに、誰にも言えない毒のある心中を語り、会うことがないのをいいことに見栄を張ってプラ イドを保とうとするいかにも人間くさいシュミットの描写が前半は光るが、娘のボンクラフィアンセが思った ほどのボンクラではなく(むしろ問題なのはその家族の方)、その辺のドタバタに笑いが薄いのと、ウォー レンのひとり旅に終盤への伏線的要素がさほどないのが残念。
written on October 14, 2003
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▽ここで観た: 祇園会館 (京都)
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