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ラブ・アクチュアリー
Love Actually
★★★★★★★★★☆
2003年 アメリカ/イギリス/フランス
監督/脚本: リチャード・カーティス
出演: アラン・リックマン / ビル・ナイ / コリン・ファース / エマ・トンプソン / ヒュー・グラント / ローラ・リニ
ー / リーアム・ニーソン


☆こういう作品☆
 クリスマスを間近に控えた9組の男女のオムニバス。
@入社時から惹かれていた同僚のカール(ロドリゴ・サントロ)。しかしサラ(リニー)は恋に没頭できない
ある問題を抱えていた。
A妻カレン(トンプソン)と2人の子を持つ夫ハリー(リックマン)は、勤務先の部下に誘惑され、困惑する。
Bヌードの撮影に挑むジョン(マーティン・フリーマン)とジュディ(ジョアンナ・ペイジ)。2人は現場で会話を
弾ませ、仲むつまじくなってゆく。
C自分がモテない原因はイギリス人と合わないからだと考えたコリン(クリス・マーシャル)は、思いを馳
せて単身アメリカへと渡る。
D親友のピーター(キウェテル・イジョフォー)と結婚したジュリエット(キーラ・ナイトレイ)にマイク(アンドリ
ュー・リンカーン)は密かに思いを寄せていた。
E妻の死のショックが癒えないダニエル(ニーソン)は、妻が残した前夫との息子サム(トーマス・サングス
ター)に恋の相談を持ち掛けられ、力になろうとする。
Fかつてのスター、ビリー(ナイ)は復活を懸けて自らの曲をカバー。マネージャーのジョー(グレゴール・フ
ィッシャー)とプロモーションに乗り出すが…。
G妻の浮気が発覚し、傷心のまま執筆のため別荘にこもった作家ジェイミー(ファース)。雇ったメイドのオ
ーレリア(ルシア・モニス)はポルトガル人で、まったく会話にならない。
H英首相のデヴィッド(グラント)は秘書のナタリー(マルティン・マカッチョン)に一目惚れ。しかし彼女への
感情は米大統領との会談に影響が出てしまう。


☆こう観た☆
@うまくいきそうなのにチャンスをつかめない女の苦悩がひしひしと伝わってきて、単独で見ればかなり完
成度は高いが、この映画に差し込むべきであったかは疑問。唯一気分が萎えてしまった。(☆4)
Aリックマン扮する夫の描写に甘さはあるが、妻役トンプソンの好演に救われて思いのほか印象を残す。
ローワン・アトキンソンのショートコントはおいしいオマケ。(☆6)
Bインタルード的な扱いでインパクトは全エピソード中最も薄いが、やってることと純な可愛らしい会話との
ギャップに好感。(☆6) 
C渡米後にもうひとひねり欲しかったが、愛すべきバカっぷりは劇中随一。(☆7)
D説明不足ゆえ夫が魅力薄で、嫁いだ説得力を欠くが、結婚式の心憎い演出は大好き。アップ連発に耐
えうる美貌のナイトレイだけのためにあるようなエピソード。(☆7)
E血はつながっていなくとも、男同士の本音のぶつけ合いで親子を超越したよきパートナーに。息子の空
港のダッシュは胸が熱くなった。(☆8)
Fナイの怪演に尽きる。彼のメチャメチャなノリは短編でなければこちらも身がもたない(笑)。(☆8)
G恋のチカラか、最初は冴えなかったメイドの表情に輝きが増していき、祖国ポルトガルで頂点に。恋が
きっかけで語学学習。習得の最短ルートだ。(*^_^*)(☆9)
Hマカッチョン演じる秘書は紙一重などん臭さで劇中最も魅力的な女性に。グラントは今さら言うまでもな
い貫禄。徹頭徹尾ラブコメの王道。(☆10)
 それぞれのエピソードでなにかと男の心情に共感してしまう部分が多いのもまた一興。これに珠玉の
BGMを絡め、ひとつの作品にまとめ上げたリチャード・カーティス監督。オムニバスとしては最上級の完成
度。グッドジョブだ。
written on March 2, 2004


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▽ここで観た: ナビオTOHOプレックス(大阪) 



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