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スクール・オブ・ロック
The School of Rock
★★★★★★★★☆☆
2003年 アメリカ
監督:リチャード・リンクレイター
出演:ジャック・ブラック / ジョーン・キューザック / サラ・シルヴァーマン / マイク・ホワイト


☆こういう作品☆
 自らが立ち上げたものの、メンバー間で明らかに浮いていたデューイ(ブラック)は案の定バンドを干され
る。一文無しで身寄りのない彼は代理教師をしている友人ネッド(ホワイト)の家に居候。ある日ネッドの
留守中に代理教師のオファーの電話が。電話に出たデューイは金欲しさにネッドになりすまし、小学校に
教師として侵入する。


☆こう観た☆
 話はお約束的でツッコみたいところもしばしばあるし、子役の個性も控えめではあるが、本作はキレのあ
るデブ、ジャック・ブラックのジャック・ブラックによるジャック・ブラックのための映画。彼の存在感はそんな
負い目をほぼ帳消しにしてくれる。
 授業はロック理論やロック史(セリフの節々にアーティストの名が多数登場する。全部知っていればもう
2割増しぐらい笑えるのだろう。悔しい)、そして演奏の練習。おまけに、適材適所な役割分担で共同作業
の大切さを教え、やり遂げることでコンプレックスさえも払拭できる、と話は精神論にまで及ぶ。自我を通
しながらやることが直線的だった一方で、劣等感を抱えながら生きてきたと思われるデューイが生徒たち
に放つ言葉には非常に説得力がある。親や学校によってがんじがらめになっていた子供たちの表情が次
第に豊かになってゆく。彼自身も、子供たちと接することで遅まきながら大人の自覚が芽生え始める。とり
わけオーディション会場で生徒たちのために奔走する姿は胸を打つ。
 筆者は仕事上子供と接する機会が多い。そんな中、表情に冴えがない子たちを多く見ている一方で、
疲れきった大人たちの姿も見ている。生き生きした目で子供たちと接するブラックはヒントにならないだろう
か。子供は大人の顔を見て育つということを忘れてはいけない。独身男子のたわごとか…。
written on May 17, 2004


▽オフィシャルwebサイト:こちらから


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▽ここで観た:イオンシネマ久御山 (京都) 



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