PREV         NEXT





コールド マウンテン
Cold Mountain
★★★★★★★☆☆☆
2003年 イギリス/イタリア/ルーマニア
監督/脚本:アンソニー・ミンゲラ
出演:ジュード・ロウ / ニコール・キッドマン / レネー・ゼルヴィガー / フィリップ・シーモア・ホフマン / ナタ
リー・ポートマン


☆こういう作品☆
 南北戦争の戦火を逃れて、エイダ(キッドマン)と父はコールドマウンテンへやって来た。エイダはそこで
インマン(ジュード)と出会い、一目惚れ。間もなくインマンは戦場へと駆り出されるが、彼女はひたすらに
彼の生還を祈り続ける。


☆こう観た☆
 鑑賞前に上映時間を聞いてウンザリしてしまった。戦争で離れ離れになった愛し合う男女のメロドラマに
3時間弱付き合わされるのかと思うと。しかし、負の先入観が嬉しい誤算を生むこともある。
 序盤は予想通り、やや退屈な2人のなれそめが描かれる。インマン演じるジュード・ロウはしっかりハゲ
を隠して本来のルックスの良さを強調。女が一目惚れするセクシーな雰囲気たっぷりだ。やがてインマン
が出兵。一人取り残され、田舎で食いつなぐ術を知らないエイダは痩せこけていきながら悶々と手紙を書
く。こんな感じで最後まで行くのか?と心配したが、エイダを訪ねてルビーが登場するとドラマは締まり始
める。父に乱暴に育てられて以来酸いも甘いもかみ分けて、図太くたくましく生きているルビーを演じたレ
ネー・ゼルヴィガーはその存在感で完全にキッドマンを凌駕。一方で、コールドマウンテンを目指すインマ
ンと出会う牧師、未亡人をフィリップ・シーモア・ホフマン、ナタリー・ポートマンがそれぞれ脇を固め、登場
時間短めながら大きなインパクトを残す。
 展開はほぼ予定調和だが、サブプロットがしっかりしているから上映時間もさほど気にならず、心地悪く
ない。ラブストーリーの視点で見なくとも、戦争に狂わされ、理不尽な運命を強いられる人間たちの痛みが
伝わるアンソニー・ミンゲラ監督入魂の一作だ。
written on May 21, 2004

☆こういう見方も☆
・レネー・ゼルヴィガーの演技は確かに素晴らしいが、展開が読めすぎてスリルがない。(D.Tさん 女性)


▽オフィシャルwebサイト:こちらから


▽あなたの意見を聞かせてください!:こちらから


▽ここで観た:イオンシネマ久御山 (京都) 



PREV         NEXT