魚雷発射管室に戻る”X−69”発令所に戻るNEXT

 

 

えー・・・・

この先は18歳未満は読んじゃいけません(笑)

特定のキャラに愛着をお持ちの方も、やめといたほうが無難です。

もし、読んで不快な気分になっても責任はとれません。

抗議のメールは受け付けますが・・・・できれば励ましのメールの方がうれいしいなあ(笑)

 


 

 

 

 

そして二人同時に限界が訪れる。

 

「んっ!」

「んああああああああああああ!!!!!」

 

 

どくっ!どくっ!どくっ!・・・・・・・・どぷっ・・・・・・・ぷちゅっ・・・・・

 

 

 

 

 

 

『ああ・・・・・もうダメ・・・・・・離れられない・・・・・』

シンジの”調教”

そのStep1が終了した瞬間だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

It's a Beautiful World、もうひとつのカタチ。

We are crazy for you!

第3話「”鳴らない、電話”?・・・かけなきゃ鳴るわけないでしょ」

(Aパート)

 

   











 














・・・・・・・・ゴポッ・・・・・・・・・

シンジは今、LCLに満たされたエントリープラグの中にいる。

『何回やっても慣れないな・・・・このLCLって・・・・』

《おはよう、シンジ君。調子はどう?》

リツコの声が聞こえる。

どうやら彼女も呼び方の区分けが出来てきたらしい。


「悪くはないです」

《エヴァの出現位置、非常用電源、兵装ビルの配置。すべて頭に入ってるわね?》

「もちろん」

《その自信、確かめさせてもらうわ》

「はい」

《では昨日の続き、インダクションモードの練習、始めるわよ》

それと共にシンジの視界の片隅にある活動限界表示が内部電源に切り替わる。

そして、街中に立つ初号機の目の前に使徒が現れる。

「ハッ!」

シンジは気合を一つ入れると、滑らかに初号機を操る。

初号機は、だらりとした姿勢から瞬き一つでパレットガンを構えると3発づつ点射していき、確実に使徒にヒットさせる。

 

 

 


それを見ていたミサトは、

『さすがシンジ様・・・銃器の扱いにも慣れてるとはね』と妙な感心をする。

おい、14のガキが物騒な物の取り扱いに慣れてて不思議に思わんのか?

んが、ミサトにはそれよりも気になることがあった。

隣に立つ親友の様子である。

パッと見はいつもと変わらぬ赤木博士なのだが・・・・

よーく見てみると、顔がほんの僅かに上気したりしていて、

 





”色っぽい”







 

のだ。

おそらく今日のネルフ本部には赤木博士の女性的魅力について再確認している男共がワンサカいるだろう。

事実、

「なんか今日の赤木博士、いつもと違うんじゃないか?」とか、

「さてはとうとう男が出来たか!?」とか、

「男にもてあそばれてるのでは!?」とか、

「男がいなきゃあんな妖艶な雰囲気は出せないぞ!」とか、

「赤木博士、本部の時とは180度変わって尽くすタイプだったりして!」

などという他愛もない噂がまことしやかに乱れ飛んでいた。






 

いや、実際のところ噂どおり・・・・どころか噂以上なのだが。






 

 
ミサトはリツコを実験管制室の後ろ   シンジに聞こえないところ   に引っ張り込む。

「なによ、ミサト?」

「”なによ”じゃないでしょぉ!?・・・・一体何があったのよ」

「ふふふ」

もう含み笑いだけでも色っぽい。

それを見て思わずゾクッときてしまうミサト。


「・・・・昨日の電話ね・・・」

「・・・ふふ、あたり」」

「あの後何を話してたのよ?」

「知りたい?」

「そりゃもちろん」

リツコはニヤッと笑う。


「教えてあげない」

「は?」


口をパクパクさせるミサト。

あ然とするミサトを捨て置いてコンソールの近くまで戻る。



《リツコさん?》

スピーカーからシンジの声が聞こえる。

リツコは今までミサトをからかっていたことなどおくびにも出さない。

「なに?シンジ君?」

《このライフルで使徒のなんとかフィールドは破れるんですか?》

「・・・・シンジ君、エヴァが建造されてから実際に使徒とやりあったのはこの前が初めてなの」

《・・・・つまり、使った事が無いから解らない、と?》

「その通り。A・T・フィールドに関しては未知の部分がほとんどなのよ」

《それじゃ、近接用の武器は?》

「肩部の専用収納部にプログレッシブ・ナイフがあるわ」

《それだけですか?》

「・・・・今はね。開発中の物にスマッシュ・ホークとソニック・グレイブがあるわ」

《なんです?それ》

「要するに斧と槍よ」

《刀は?》

「うーん・・・・アクティブ・ソードも開発してるんだけど・・・・刀身の強度を均一に出来ないのよ・・・・実戦投入はしばらく先ね」

《困ります》

「え?」

《こんな飛び道具よりもその”刀”を作ってください》

「いや、でも、今言ったように強度とか工作方法とか、色々問題があって・・・」


《リツコさん》

波紋ひとつ無い水面のように静かに、あくまで静かに。

『あーん!シンジ様怒らせたらこの後がぁ!・・・・・・・・・・・・・よし!私も女だ!』

どういう理屈かわからないが、結論に達したようだ。

「わかったわ、シンジ君・・・・大至急製作にかかるわ」

《ありがとうございます、リツコさん・・・・・・後で》

”後で”

その一言だけでリツコは自分の体温が2〜3℃上がったかのような錯覚を覚えた。

 

ちなみにこの後リツコは”赤木博士ご乱心”と言われるほどの”超々”過密スケジュールでカタナの開発を進めていく。

 

 

 

滑らかな動きの初号機。

次々と出現する使徒を屠っていく。


しかし、シンジが初号機を動かしているからといってもココは想定戦場、第三新東京市ではない。

使徒が来襲したという知らせも無い。

ネルフ本部のエヴァ訓練施設。そこでエントリープラグのディスプレイにだけ映し出される街並みの中でシンジは戦っている。

ふたむかし前の流行りの言葉でいえば、V・R(仮想現実)というやつだ。

訓練や演習は、それが現実に近ければ近いほど効果が上がる。

野外での実動演習があらゆる意味で不可能な第三新東京市ではこれがもっとも実戦的な訓練だ。

「しかし、よく乗る気になってくれましたね、シンジ君」

コンソールを操作していた女性オペレーターがリツコに囁く。

ネームプレートには『伊吹マヤ』とある。

シンジの獲物になる十分な可憐さを持った女性だ。


「ヒーローは言われなくてもやるべきことは心得てるもんよ」

ミサトがさも当然とばかりにいう。


「・・・はあ・・・」なんと言って良いかわからないマヤ。

「マヤ、シンクロ率は?」

とりあえず”赤木博士”に戻ったリツコが問う。

「あ、はい・・・・依然変化無し。399%からピクリともしません」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

顎に手を当てて考え込むリツコ。

彼女の領分のサイエンスには、後ろに”F”がつく余地は無い。

マジもんの”科学”なのだ。

たとえそれが今だ解明されないところが大部分のシロモノだったとしても。

だから疑問に思う。

ボーダーラインをすっ飛ばして暴走一歩手前のシンクロ率   それも不安定な面はまったく無い!   になるのはなぜか?

そして、思考の海に沈みそうになるのをミサトが食い止める。

小声で。

「リツコぉー・・・シンジ様を信頼できないの?・・・こーゆーモンだって割り切っちゃいなさいよ」

ハッキリ言って反則である。

科学に感情の付け入る隙は無い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうね」

 

 

 

 

 

感情はあっさりと探求心やもろもろの物を打ち負かしてしまったようだ。

 

 












 

 

 

 

 

 

訓練は滞り無く終了。

 

結局、サードチルドレンの優秀さを再確認したようなものだった。

 

そして訓練施設管制場。

 

「すまないけど、あとお願いね」

「はい!」

リツコがマヤに後を任せて風のように管制場を立ち去っていく。

ミサトがそれに気づいたのは10秒後。

大体この後に何が行われるか察しているミサトは慌ててリツコの後を追いかけようとするが、

 

「葛城さん!ドコ行くんですか?・・・この後の作業は作戦部長の立会いが無いとできないんですよ?」

メガネのオペレーターにストップをかけられてしまった。

 

出て行こうとして後ろ髪を引かれたミサトはゆうっっくりと振り向くと・・・・

 

 



 

ギロ・・・・

 

 



そんな効果音が聞こえてきそうなほど睨んだ。

 

「ひぃぃっ!!」

メガネオペレーター   日向マコトは、その怒気をまともに食らってしまったらしい。

「か、葛城さん!?・・・・我々だけでは作業を進められないんですよぉ!」

マコトの隣にいたロン毛男性オペレーターがチビりそうになるのをなんとか堪えながらフォローする。

 

「青葉君、貴方までそんなこと言うの?」

 

睨んだ形相のまま口元だけ歪めて笑うミサト。

まぢで怖い。

「しょしょしょしょ、しょうがないじゃないですか!あとでお偉いさんに怒られるのは葛城さんなんですよ!?」

偉いぞ、ロン毛・・・・いやさ、シゲル。

まるでエヴァ無し、武器無しで使徒に立ち向かっているようなものだ。

 

 

 

なんとかミサトを思いとどまらせたシゲルだったが、2時間が経過し、作業が終了した時にはまるで10歳くらい年をとったかのようになっていた。

 

 

鬼の形相を30倍くらいパワーアップさせた顔付きをしているミサトに睨まれての2時間は、確かに寿命をすり減らす。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

さて、そんな惨劇を知る由も無いリツコはどこへいったのか?

 

 

 

 

ぷしゅー・・・・

 

期待に膨らむ胸を押さえてドアを開く。

 

 

 

すると中に、

 

「あ、リツコさん」

シンジが微笑を浮かべながら、いた。

 

 

そう。ここはチルドレン専用の更衣室。

 

シンジはプラグスーツを半分脱いでいる。

上半身ハダカだ。

それを見てリツコはトマトよりも紅くなりながら、うつむく。

時折上目遣いでシンジを見る。

この姿をネルフ職員に見せたらあ然とするだろう。

高飛車なことにかけてはネルフNo,1。

本人がそれを無意識でやっているのだからなおさらタチが悪い。

それがどうだろう!

更衣室に入り、ドアを閉じてロックをかけたこの女性は・・・・

 


かわいい。

 


そうしかいいようがない。

ま、なんにせよ・・・リツコがシンジの前以外でそんな所を見せるはずが無いが。

 

「あ、昨日言った通りにしてきたんですね?」

嬉しそうに半裸のままリツコに近寄るシンジ。

ちなみにこの部屋、盗聴機やら隠しカメラやらがそれこそダース単位で仕掛けられていた。

そう、”られていた”。

過去形である。

ミサトとリツコのごり押しで撤去したのだ。

そのうえ日に5回の”掃除”も行われている。

ネルフ司令公室よりも厳しいチェックだ。

 

だから、この二人の姿や会話を見たり聞いたりしている人間はいない。

本人達以外は。

 

 

「はい・・・」

リツコは恥ずかしそうにさらにうつむいてしまう。

「ふふふ!・・可愛いね、リツコさん」

もうリツコはゆでだこ状態

・・・・・・こうして見ると、リツコはいつもと違う。

たいしたコトではないが、彼女の着る白衣。

普段ならボタンなどかけずに前は開けっぱなしの筈なのだが・・・・

 

今日はすべてのボタンがしっかりとかけられている。

 

シンジはリツコの腰に左手をかけると、右手はボタンをはずしていく。

下から順番に、ゆっくりと。

 

「あっ・・・・」

 

僅かに声をあげるリツコ。

ひとつひとつはずし、とうとう首元のボタンもはずす。

リツコはシンジを抱きしめようとして背中に腕を回すが、やり残したことを思い出して腕を下げる。

そして、体と腕を反らすようにして長袖の白衣を真下に脱ぎ落とす。

 

 

すとん

 

そんな音を残して白衣は滑り落ちる。

 

 

ご想像はついてると思うが・・・・

 

なーんにも着てない。

いつものブルーの上着やタイトスカートなんていう次元ではない。

な・に・も着けていないのだ。

下着すら。

 

 

 

「ふふ・・リツコさん、ずーっとこの格好だったの?」

「は、はい・・・出勤して自分の研究室でぜんぶ脱ぎました・・・」

 

 

 

 

 

 

時間は遡る。

 

 

 

 

 

 

前日。

 

 

 

 

 

 

《リツコさん、明日の訓練では白衣の下に何も着けちゃいけませんよ》

電話の向こうから聞こえてくる指令。

言い知れぬ疎外感を感じた後だったから、嬉しいことは嬉しいのだが・・・・なにせ、内容が内容だ。

「えぇぇ!?・・・でも、明日の訓練は他の人間も・・」

羞恥で腰が引けるのは当然のことだろう。

《もし、その格好でいてくれたら・・・・・》

「?」

《訓練の後、楽しみにしていてくださいね》

 

 

「・・・・はい・・・」

理性は感情に対して必敗する。

リツコも例外では無い様だ。

 

 

 

 

 

 

とりあえず、リツコの肢体を眺めるシンジ。

頭のてっぺんからつま先まで。

じっくり観賞する。

 

”目で犯す”

 

まさにその通りだ。

実際、シンジの視線を全身で感じているリツコは指一本触れられていないのに感じていた。

「・・・んっ・・・」

「リツコさん、足を開いてください」

リツコはためらいながらも少し、足を開く。

彼女にしてみれば、もう立っているのも辛い。

 

 

「ふふふ・・・誰かに見られたら大変ですね、コレ」

シンジはそう言ってリツコの膝あたりまで流れている愛液を、愛撫するようにすくう。

「んっ・・・・・気付かれないようにしてましたから・・・・んあっ」

彼女は今までのイメージがあるため、”他人に知られる”というのを極度にいやがる。

それをシンジは逆手に取っているのだが。



「じゃあリツコさん、ドアに向かって座って下さい・・・・そう、そんな感じで」

シンジはリツコを床に座らせる。

足を前に出して。



「それじゃ足を開いて」

「・・・・・・・」

”また何か考えてるんだろうな”と思いつつも、あがらうことができない。

ゆっくりと、だが大きく足を開いていく。

足につられて、秘部も口を開いていく。

冷たい床によってか、シンジの視線によってか、そこからはキラキラ光っている。


「そのまま動かないで下さいね」

シンジはドアパネルに近づくと、ロックを解除して・・・・





開けた。





「いやぁ!」

リツコの細い悲鳴がシンジの耳にも入る。

が、幸い通路に人はいない。

ってゆーか、シンジには気配で人がいないことがわかっていたが。

「リツコさん、僕がいいって言うまで動いちゃダメですよ・・・・動いたら、もうシてあげませんからね」

にっこりと笑って最後通牒。

「そ、そんなぁ!」

「ほら、大きな声を出すと誰か来ますよ?」

「んぐっ・・・・・」

慌てて自分の口を抑えるリツコ。




そんな彼女のうめき声が天に聞こえてしまったのか。



開け放たれたドアから足音と話し声が聞こえてきた。




「なぁ、今日の赤木博士見たか?」

「ああ、見たよ・・・なんかこう、いつもと違ったな」

話し声は足音の大きさと共に近づいてくる。

リツコは瞳に涙をいっぱい浮かべて、それでも身じろぎひとつせず耐えている。



「それだよ、なんかあったんじゃないか?」

「なんかってなんだよ」

「鉄面皮の赤木女史にも男ができたかもしれないってことさ」

「まさか」




あと10メートル。




リツコの体はがくがく震えている。



「わからんぞ?あれだけのルックス持ってるんだから、選ぼうと思えば選り取りみどりだろう」

「お高く止まりすぎてておれは敬遠するよ」




あと5メートル。




リツコは貯めていた涙を頬に流す。





「そおか?プロポーションもかなりイイ線いってるぞ?」

「それは認めるがね」





リツコはきつく目を閉じた。







あと1メートル・・・・・







ぷしゅっ!



その圧搾空気の音を聞いて、リツコはおそるおそる瞼を上げる。


ドアは閉じられていた。

微少を絶やさぬシンジによって。

リツコの涙はもう止まらなかった。

「ふぇっ・・・・えっ・・・・えっ・・・・・」

シンジは固まって動けなくなっているリツコを抱え上げてロッカーの前に置いてあるベンチに座らせる。

「リツコさん、怖かった?」

自分でやらせてよく言えるな、オイ。

だがリツコは、涙をボロボロ落としながらシンジに抱きつく。

シンジは優しく抱きしめる。

そして流れ出る涙を舌で舐め取る。

どっちが年上だかわからない状況だ。


「でも、見られるかもしれないって思ったら感じたでしょ?」

ぶんぶんと首を横に振るリツコ。

「嘘ばっかり!・・・・ここは正直ですよ?」

「んあっ!」

シンジが秘部をなで回す。

亀裂に沿って指を這わせたかと思うと、クリトリスをキツめにねじる。

「ほら、どんどん溢れてくる・・・」

「いやぁ・・・・」

抗議の声を上げるリツコ。

抗議と言うにはあまりにもか細いが。

シンジは立ち上がり、脱ぎかけだったプラグスーツを完全に脱ぐ。

リツコはうっとりしながら視線を彼の股間に向ける。

そこにはとても14歳のものとは思えないペニスが直立していた。

「リツコさん」

シンジはそう言ってペニスをリツコの目の前に持ってくる。

「あぁ・・・・」

リツコは愛おしそうにそれに手を掛けて愛撫する。

そして、手でいじるだけでは飽き足らなくなり、おそるおそる舌を突き出す。

舌が亀頭に触れると、ペニスはピクンと跳ねる。

「あん♪」

リツコはそれを逃がさないように手で押さえながらゆっくりと舌を這わせる。

亀頭を舌でくるくるともてあそび、

フルートを吹くように竿を舐める。

その時折、軽く歯で噛む。

「・・・・・んん・・・・」

シンジがわずかなうめきを漏らす。

リツコはそれに気をよくすると、睾丸を、皺一枚ずつ丹念に舐める。

そして、ペニスの付け根をしばらく舌で突っついていたかと思うと、さらに舌の位置は下がり、シンジの肛門にたどり着いた。

「あぅ!」

シンジが珍しくも嬌声を上げる。





もう我慢はできない。




シンジはリツコの手を掴んで立たせると、壁に手をつかせる。


そして自分は後ろから覆い被さる。

「リツコさんのお口って気持ちいいけど・・・・僕が出したいのはそこじゃないんだ」

「え?」

「リツコさんの膣内に、いっぱい出したいんだ・・・・溢れるぐらいね」

その声と共にシンジのペニスがリツコの体内に侵入してくる。

ゆっくりと。

自分の体にはないものが押し入ってくる感触。

リツコはセックスの経験は豊富とはいえないが、一応はある。

だが、それらで得た快感がいかに小さいものであるか。

シンジと体を重ねるとよくわかる。

シンジのペニスを迎え入れただけでイキそうになっているのが良い証拠だ。

それにリツコは今までフェラチオなどやったこともなかった。

必要もないし、くだらない、と思っていたからだ。

それがどうだろう?

シンジのペニスを見つめていると、自分から進んでしゃぶりたくなるのだ。

『シンジ様に気持ちよくしてもらってる。なら私もシンジ様を気持ちよくしたい』

要するに、リツコに関しても”調教”はうまくいっているようだ。





ヌルリとした感触と共にリツコの秘部に溜まっていた愛液が押し出され、小さな悲鳴を上げる。

「んあう!・・・シンジ様のが・・・入ってるぅ!!」

見下ろすとリツコの肢体に突き刺さったペニスの根本がわずかにのぞいている。

シンジはハァと一息つくと、猛ピッチで突きはじめる。

ひと突きするたび、リツコの体が浮き上がる。

「あっ!うぁっ!・・・・シンジ様ぁ!もっとぉ!」

「そんな大きな声を出したら外に聞こえちゃいますよ?」

意地悪くシンジがいう。

もちろん更衣室はドアが閉まってしまえば完全防音だということを知ってて言っている。

「!」

そんな細かいことまで気が回らないリツコは、慌てて口を閉じてあえぎ声を喉の奥に沈める。

「あ・・・・今きゅぅって締まりましたよ、ココ」

シンジはその場所を示すようにさらに激しく突く。

「!・・・・・!!・・・・・んぐっ!・・・・・んっ!」

必死で我慢しているせいか、リツコの膣内は突くたびにキュッキュッと締まる。

はじけ飛ぶ愛液が更衣室の床や壁に光るシミを付ける。

「シンジ様のが・・・・中で暴れてるぅ・・・・・気持ちいい・・・・・おかしくなっちゃう」

背後から突いているので顔は見えないが、おそらく恍惚とした表情だろう。

「いいですよ、おかしくなっちゃっても」

シンジはあちこちを愛撫していた手を自分の方に戻し、肉付きの良いリツコの腰をしっかりと掴む。







「あうっ!・・・だめぇ!・・・イッ・・・・イッちゃうぅー!!!」

リツコは声を抑えることなど忘れて絶叫する。



「んああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」




そして、膣内もイッた証拠に今までよりもさらに締まり、シンジの射精をうながす。

「・・・んっ!・・・」

















ドピュッ!・・・・・ドピュッ!・・・・・・・ドプッ!・・・・・・・・ドピュルッ!・・・・・・・・・・


















シンジの精液を体の奥深くで受けながらリツコは、



「シンジ様に嫌われないように、捨てられないようにしよう・・・・・・・・・・・」

そんなことを考えていた。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 










「ミサトさーん!朝ですよー!」

シンジの声が新居に響き渡る。

昨日、ようやく新しい家に移ったばかりなのだ。

リツコが言っていた通り、広さは申し分無いものだった。

シンジ、ミサト、リツコの分3部屋の他に空き部屋が5室。

物を置くスペースも申し分無い

セキュリティについては、備え付けのものは全て取り外し、リツコが自ら機器の取り付けなどを行った。

もし、この家に忍び込もうとする輩がいたら、その命を持って償うコトになるだろう。



シンジは、、まずミサトの部屋のふすまを開ける。

『うわあ・・・・・こりゃスゴイ・・・・・・』

率直な感想であろう。

それほどミサトの部屋は荒れていた。

一体、昨日引っ越してきたばかりでどうやったらここまで散らかせるのだろう?



「・・・・・・ぐぅ・・・・・」

安らかな寝息。


20畳はある広い部屋の真ん中にある布団がもぞもぞ動いている。

「ミサトさーん」

「・・・・・むにゃ・・・・」

まったく起きる気配が無い。

「んもう・・・しょうがないなぁ」

と言う割にはニコニコと微笑んで、しかし音を立てずに布団のそばに近寄る。

そーっと掛布団をめくってみると、下着姿のミサトが丸くなっている。

「さっきまで仕事だったのぉ・・・・今日は夕方までに出頭すればいいの・・・・だから寝かせてぇ・・・・」

「はいはい」

シンジはそういうと、ミサトの顔を出させてキスする。

行ってきますのキスにしてはでぃーぷ過ぎるキス。

ミサトの口腔内を心ゆくまで楽しむと、唇を話す。

「じゃ、いってきます」

「いってらっしゃい」











PILLLLLLLLL!

シンジのいなくなった葛城家に電話の呼出音がとどろく。

ミサトは布団から顔も上げずに受話器を引っ掴む。

「はい・・・・もしもし・・・・なんだ、リツコか・・・・」

《なんだとはご挨拶ねえ・・・・で、シンジ様とはうまくいってる?》

「あたりまえじゃない。アンタはいつこっちにくるのよ?」

《引っ越しの準備は終わってるから、手続きが終わり次第移るわ・・・・私だってシンジ様のそばにいたいもの》

「それもそうよね・・・・・・あ、そーだ・・・」

《?》

「まだ、誰からも電話、かかってこないのよね・・・・」

《電話?》

「必須アイテムだから、随分前にケータイ、渡したんだけどね・・・・自分で使ったり、誰かからかかってきた様子、無いのよね」

《普通の14歳じゃないから・・・》

「確かに、ね」

《並外れた知性と、それに裏打ちされた現実主義・・・・・・・・》

「そして、あのテクニック・・・・」

《・・・・テクニックはあまり関係ないと思うけど・・・彼の場合その知性が同世代の子達と付き合うのに逆にアダになってるんじゃないかしら?》

「なるほどね・・・・」

《それに多分だけど、彼は自分でその事に気付いてるでしょうね》

「え?なんで?」

《ミサト・・・・彼が何の博士号持ってるか、忘れたとは言わせないわよ・・・・》

「あ・・・・そーいえばそうね・・・・」

《まったく・・・・》

「でも、リツコもなかなかのモンね。セラピストになれるわよ?」

《よしてよ、そんなガラじゃないわ》

「惜しいわねえ・・・・いい人材だと思うんだけど」

ミサトはここぞとばかりにからかう。が、表情を険しくすると、

「そういえばシンジ様の事、あれから何かわかった?」

《色々面白い情報があるわよ》

「じゃあ、その”色々”を聞かせて貰いましょうか?」

《まず一つ目は・・・・5歳の時に野分に引き取られてから世界各地を彼の傭兵部隊と共に転々としてるわ》

「それってまさか・・・・」

《記録が残ってるわ・・・・シンジ様が最初に戦闘に参加したのは7歳の時、ザイールよ》

「7歳の子供に戦争やらせたっていうの!?」

《そういうこと・・・・その後は傭兵部隊が参加した全ての戦闘に参加してるわ》

「・・・・・・・・・・」

《ザイールを振り出しに全世界よ、欧州や北米でも活動してる》

「・・で?」

《その方面でも才能があったんでしょうね、若干10歳で”野獣の右腕”とまで呼ばれてるわ》

「ふん・・・・あれ?そういえば、野分はシンジ様を引き取った時に第一線を退いたんじゃないの?」

《私も不審に思って調べたら・・・・・全部欺瞞だったのよ》

「どういうこと?」

《戸籍、住民票・・・その他諸々は当時二人が日本国内にいたコトを示してるわ・・・・》

「でも、事実はちがった」

《その通り》

「でも、よくそんな状況で高等教育が受けられたわね」

《シンジ様も言ってたでしょ?・・・インターネット上での教育なら世界中どこにいても受けられるわ》

「なるほど・・・」

《そして二つ目、シンジ様・・・例の傭兵部隊をネルフに雇わせるつもりみたい》

「ふーん・・・」

《色々、手練手管を使ってあのヒゲを脅すつもりみたいね》

「「じゃあシンジ様を援護できるように材料揃えておきましょ」

《そうね・・情報集めとくわ》

「他には?」

《今のところはそれだけ》

「了解・・・・夕方にはそっちに顔を出すわ」

《ん、わかったわ。じゃあ・・・・》

そう言って電話は役目を終える。







『はぁーあ・・・・シンジ様早く帰ってこないなかぁ・・・・・・・・』




















RINGON・・・・RINGON・・・・

授業開始5分前の予鈴が鳴る。

ここはシンジが通うようになった市立第壱中学校だ。

大学を卒業し、博士号を持っているとはいっても、義務教育が免除されるわけではない。

シンジは極力その事を隠していた。

ひとに知られて良いことはあまり無いから。

2−Aの教室は授業前のおしゃべりなどで、かなりうるさい。

だが、シンジはその喧燥の中に加わらず、ウォークマンを聞きながら本を読んでいた。

リツコの予想は的中したようだ。

シンジは人と接するのが苦手という訳ではないが、独りになるのを好む傾向があった。

シンジ自身もそれに気付いる。

直そうとは思ったことはない。

そんな訳で、シンジは我関せず、で日々過ごしていた。

しかし、周囲が(特に女子生徒が)放っておかない。

「碇君って、カッコイイよね!」

「うん、それでいてクールだし」

「これで、あの噂がホントだったらパーフェクトねえ」

「知ってる?3年の先輩の間でファンクラブが出来たって」

「え?1年の連中も作ったって話よ」

「・・・・これは、うかうかしてらんないわね・・・・アタシ達も作るわよ・・・・」

「そうね、こっちは碇君と同じ学年なんだから、遥かに有利よ」

「じゃあ、キマリね。次の休み時間にでも他のクラスに行って人を集めるわよ」

などという会話が、シンジからさほど離れていないところで交わされていた。

シンジはウォークマンを聞いていたため、幸いにも(?)この会話は耳に入らなかった。

そしてシンジは、時折視線を窓側に座っている包帯だらけの少女に向けている。

その少女はジッとシンジを見つめている。

『綾波レイ・・・・か・・・・他の娘とは違うから、時間を掛けて落とそうか・・・・』

オニ。

シンジがそんな事を考えている間も喧燥は続く。

あと5分で授業が始まるというのに、右手にプラモデル、左手にビデオカメラを持って遊ぶ少年もいる。

と、その時。

ガラッ・・・・

教室の扉が開き、ジャージ姿のちょっと体格のいい少年が入ってきた。

「よっ・・・・久しぶり。トウジ」プラモとカメラの少年が声をかける。

ジャージの少年   鈴原トウジ    は、教室を見渡すと、

「なんや・・・・随分減ったのお・・・・どないなっとんや?ケンスケ?」

カメラの少年   相田ケンスケ    は、ちょっと肩をすくめて、

「疎開だよ、疎開。みんな転校しちゃったよ。街中であれだけ派手に戦闘やられちゃあね」

「よろこんどんのはオマエだけやろな。ナマのドンパチ見れるよってに」

「まあね・・・・トウジはどうしてたの?こんなに休んじゃってさ。」

トウジはちょうど戦闘のあった日から今まで休んでいた。

「こないだの騒ぎで、巻き添えでも食ったの?」

トウジはそこで顔を歪ませる。

「妹のやつがな・・・・」

「!?]

「妹のやつが瓦礫の下敷きになってもうて・・・・命は助かったけど、ずっと入院してんねん。ウチんとこ、おとんもおじんも研究所勤めやろ。今、職場を抜ける訳にはいかんらしいんや・・・・俺がおらへんと、あいつ、病院で一人になってまうからな・・・・」

「ふーん、そうか」

「妹が避難してたシェルターに、あの、変な化け物が飛んできたそうや・・・・例のロボットに吹き飛ばされてな・・・・その衝撃でシェルターの天井が崩れて下敷きに・・・・そんなとこらしいわ・・・・」

「ふーん」

「しっかし、あのロボットのパイロットはヘボやのう!・・・・もうちょい上手くたたこうとったら、妹のやつも・・・・」

「・・・・・・・・・・」

「見つけたら、ワシがパチキかましたる!」

たぶん、ムリだと思うぞ。

「その事なんだけど・・・・聞いた?転校生の噂・・・・」

「転校生?」

ケンスケはウォークマンを聞いているシンジを指し示し、

「ほら、アイツだよ。トウジが休んでる間に転入してきた奴なんだけど・・・・妙だと思わない?こんな時期に」

トウジがそれに対して何かを答える前に教室の扉が開き、教師が姿を見せる。

ちょっとそばかすのあるおさげの女の子が号令をかける。

「起立!」








この時間は数学だが、教師はそれから100光年ほど離れた話をしている。

小さい声の合間に「巨大隕石」、「セカンド・インパクト」などの単語が出てくる。

シンジは、その話を半分は聞き流していた。

リツコが寝物語にいろんなコトを教えてくれたのだ。

セカンドインパクトの真相など。

それに、先生役の野分から教えられた『自分の目以外は信用するな』という言葉のせいもある。

だが、最大の原因は、冷徹な現実主義者は同時に懐疑主義者でもある、ということだ。

なにも、全てに疑ってかかるという訳ではない。

自分にとって重要な事柄に対し、常に冷静な分析が出来るという意味だ。

そんな理由でぼぉっとしていたシンジは、自分の端末にメッセージが入っているのに気付き、それを画面に出す。



《:碇君があのロボットのパイロットとゆーのはホント?Y/N》

シンジはちょっと戸惑い、あたりを見渡すと、後ろの席で女の子二人が手を振っている。そして、一人はキーボードを叩く。

《:ホントなんでしょ? Y/N》

『・・・・・・・・』

シンジはキーボードを叩く・・・・

《:知らない》

その途端に、教室全体がため息をつく。


そして、一番後ろの席のトウジは、そんなシンジを睨み付けていた・・・・・





















ビュッ!

強烈なパンチがシンジの顔面に飛ぶ。

シンジは見事な動きでそれをかわす。

「!?」

びっくりしたトウジは矢継ぎ早に拳を繰り出す。

が、ことごとく避けられる。

「コイツこの前の騒ぎで妹が怪我したんだよ・・・・黙って殴られてやったら?」ケンスケが訳を話す。

シンジは少し考えていたが、おもむろにシャツの下に手をやる。

「「?」」

出てきたのは9ミリの大型拳銃。

「な、な、な、な!?」

「シ、Cz75(※1)!しかも初期型ぁ!!」

おい、そーゆートコロに驚くか、ケンスケ。

「悪いけど、自分で悪いことをしたつもりはないよ・・・だからただ殴られるつもりもない」

「・・・・・・・・・」

確かに正論である。

それ故反論できないトウジ。

「それにね・・・・自分を責めるのはよくないよ・・・・」

「な!!・・・・・・」

シンジは突きつけていた銃口を降ろす。

トウジは混乱していた。

シンジを殴ろうとしたのは勢いだったが、シンジに指摘された事もまた真実だった。

自分が側にいれば、妹は怪我をしなかったのではないか?・・・・ずっとその考えが頭にあった。

シンジはそれを理解した上で、やめろと言う。

「なんで、そないなコトゆうんや?」トウジの口からはそんな言葉しか出てこない。

「思い悩んでいても、妹さんの怪我は良くはならない。だったら、元気な顔を見せた方がいいんじゃないかな?」

トウジは少しの間考えた。

そして、顔を上げて口を開こうとした時に、

WOOOOOOOOW・・・・・・・・WOOOOOOOOW・・・・・・・・

学校中、いや、街中でサイレンの大音響が鳴り響いている。

そして、シンジがふと傍らを見ると、いつのまに来たのかレイが立っていた。

「非常召集。準備して。行くわ」

レイはシンジのシャツの裾を掴んで離さない。

「わ、わかった、綾波。ごめん、二人とも。続きはまた今度!・・・・・・・・綾波、行こう!」

シンジはトウジ達にあやまり、レイに声をかけると手を繋いで走り出す。

呆然とそれを見つめるトウジとケンスケ。

そして、シンジを追いかけるように走るレイ。

彼らの耳にはサイレンに続いて、非常放送が聞こえていた。








《ただいま、東海地方を中心とした関東、中部全域に大雨警報が・・・・・コホン、失礼しました。特別非常事態宣言が発令されました。住民のみなさんは速やかに指定のシェルターへ避難してください。繰り返しお伝えします・・・・・・・・・・・》






さあ!次だ次!




かいせつ。


(※1)Cz75。

1975年に開発されたチェコスロヴァキア製の自動拳銃。

口径9ミリ。

装弾数15発。

オートマチックの最高峰。そしてリヴォルヴァーにも劣らぬ精度と火力。

プロのあいだでは、現在もなお世界最高のハンドガンのひとつに数えられる。






「俺が攻撃型原潜”X−69”艦長、X−69だ!俺のことを一日三回拝むのだぁ!・・・・・・・・・・ぷしゅー・・・・・

 

艦長、サリンをまともに浴びて退場。

 

『どうだ?・・・・悪名高きサリンだぞ?・・・・しかも某教団謹製の粗悪品だ・・・今度こそ死んだろう?・・・・・ってなんで生きてるのよ・・・・・』

『ま、いいか・・・・おい、コレを原子炉ん中に放り込んでおいてくれぇ!』

 

『えー大変失礼しました。艦長がどこからか侵入した○ウム真○教信者によって毒ガスを噴霧され負傷されましたのでかわってご挨拶します』

『今回も攻撃型原潜、”X−69”号に乗船いただきありがとうございます』

『艦長以下、乗組員全員感謝しております』

『えー・・・最近偉い勢いでカウンターが回っております』

『そんなに見せるものがない身としましては大変恐縮です』

『えーそれと、本艦では”使える”作品の投稿をお待ちしています』

『ふるってご参加下さいませ』
 

 

『それでは、皆様のまたの乗船を心よりお待ちしております』

 



”上”の艦長からひとこと。

 

みなさんどーも。

P−31@戦艦艦長です。

いかがだったでしょうか?

こああ、リツコさんがどんどん爛れていく(笑)

とうとう鈴原君と相田君もご登場しました。

”下の”艦長はあっちの趣味は無いそうなので、期待されてる方は期待するのをやめましょう(笑)

さて、毎回こんなバカの作品を読んでやってありがとうございます。

とりあえず、ヤツへのメールは私が転送しますので、私宛てに送ってください。

 

メールはここ!








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