帝国軍艦「敷島」
イタリア半島南部、タラント
1942年10月20日、0230
「艦長、補給は0400までに終了する予定です!」
「了解」
「敷島」は燃料等の補給の為にイタリアのタラント軍港に入港していた。
夜明けを迎える前に出港してイギリスの哨戒機の目から逃れないといけない。
「結構早く終わりまんな」
ライトが点灯され夜通し補給作業が続けられる甲板上と、ブリッジからそれを見守るシンジ。かたわらにはトウジが立っている。
「まあ、補給といっても燃料の給油がほとんどだからね・・・」
「主砲弾は訓練で使用した分も含めてドイツから届いとります・・・・ですが高角砲の砲弾は・・・・」
そこまで言うとトウジが少し顔を歪める。
「やっぱり駄目かい?」
「ええ・・・・ハンブルクで積みきれなかった分を主砲弾と一緒に持ってきてもろうたんですが・・・・それでも定数には至りまへん・・・・そして今回積むのが欧州にある最後の10cm砲弾です」
「ふう・・・・予想していたとはいえ・・・・」
「本国から補給は来ないですか?」
「うーん・・・・一応、ローマの日本大使館経由でGF(聯合艦隊)に補給の要請はしたけど・・・・あまり期待しない方がいいね」
「なんででっか?」
「・・・・・・・・副長、こっちへ」
シンジはトウジを連れて人影のないアッパーデッキまで上がる。
暗く、冷たい海風が二人の体を射抜く。
「トウジ・・・・これから話す事は他言無用だよ」
「わかってま」
「ローマの大使館員が連絡で来たのは知ってるね?・・・・本国の戦況がね・・・・悪化してるんだ・・・・」
「!」
「ソロモンで「比叡」と「霧島」が沈んだよ・・・・」
「!!」
「陸も海も、後退に次ぐ後退を重ねてるらしい」
「か、艦長!」
「なに?」
「こんなところでのんびりしてる暇はありまへんで!・・・一刻も早くコイツを持ち帰って戦力にせにゃあ・・・!」
「わかってるよ・・・・でも、契約条件に”売却後、いくつかの作戦に協力すること”とある・・・・これは長官の命令でもあるんだよ」
「シンジ!こないなとこでボヤボヤしとって帰ったら国がのうなっとるで!」
トウジは誰もいないことを確認して艦長を呼び捨てにしていた。
本音を喋れ、という彼なりのサインだ。
「トウジ・・・・僕らは軍人だ・・・・命令には従わなきゃいけないんだよ・・・・」
「シンジ!」
「うるさい!!」
さすがのシンジも耐えかねたのか、激昂する。
「僕が好きでこんな命令に従ってると思ってるの?僕だって今すぐ飛んで帰りたいんだ!・・・・でも肩に着けた階級と、煙突に巻かれた白帯が僕と「敷島」を縛ってるんだ!!」
日本海軍の艦艇で、煙突に白い帯状の塗装をしたものは聯合艦隊所属艦を示していた。
「・・・・・・・・・・・」
「ごめん・・・・怒鳴ることなかったね・・・・」
「いや・・・・ワシこそすまんかった・・・・」
「うん」
シンジはなにげなく東の空を見た。
そこは彼の祖国とつながっている筈だった・・・・
USS、「アラバマ」
バレアレス諸島沖合
1942年10月21日、1100
『ハープーン』船団は一昨日、ジブラルタルを出航し、マルタへの旅路に就いていた。
もちろん苦難が予想されている。
この先のマジョルカ島をかわすあたりから、ドイツ空軍の攻撃が本格化してくるだろう。
その航空攻撃で損害を受けすぎると、あのイタリア水上艦隊ですら出撃を決意するかもしれない。
彼らは作戦用の燃料が欠乏していたが、決定的な戦果を挙げられるチャンスを目の前にすればイタリア中の重油をかき集めるだろう。
そんな『ハープーン』船団に、珍妙な増援が待ち構えていた。
《艦長、真方位050・・・距離24マイルにレーダーエコーです》
「アラバマ」のブリッジに一気に緊張が走る。
「総員戦闘配置!」アスカが叩き付けるように叫ぶ。
カヲルがマイクを持ってレーダー室と会話している。
「エコーはいくつある?」
《いまのところ一つしか確認できません・・・・大型艦のようです》
《通信室から艦長!「マラヤ」から緊急電です!「接近中ノ船ハ我ガ船団ニ対スル増援デアル。各艦発砲スルコトナカレ」です!》
アスカががくっとなる。
「・・・・まったく・・・・事前に知らせておきなさいよ・・・・危うくぶっ放すトコだったわよ・・・・」
「艦長、戦闘配置を解除していいですか?」
「ええ、そうして・・・・でも警戒態勢は維持」
「アイ・サー」
《引き続き「マラヤ」から本艦に命令です「貴艦ハ増援ヲ船団マデ誘導スベシ」》
「了解・・・・ってあっちはレーダー持ってないの?」
「どうやらそうらしいですね」
「そんな船が役に立つのかしら?・・・・まあいいわ、機関半速、取舵」
「機関半速」
「取舵」
「針路050まで」
「アイ・サー」
そして30分ほど航行すると、”増援”の姿が視認できるようになった。
「見張所、見える?」
アスカが伝声管を使って、自分の頭の上にある見張所にたずねる。
「見張所から艦長・・・・現在捜索ちゅ・・・・いや、見つけました!」
「どんな感じ?」
見張所ではヴェテランの見張長が大倍率の双眼鏡で目標をなんとか識別しようとしていた。
「えー・・・・煙突が中央部に1本、主砲塔とおぼしきものが二つ・・・・」
「二つ?」アスカが首をひねる。
「砲塔の配置は・・・・A及びBを背負い式に配置・・・・後部にはなにも見当たりません」
英米では、砲塔の配置を艦首からA、Bと呼称し、艦橋構造物を挟んで後部はX、Yと呼ぶ。
背負い式配置とは、2基の砲塔を同一の甲板に配置すると後部の砲塔の射界がかなり制限されてしまう。それを防ぐため、後部の砲塔を前部のものより一段高いところに配置する方式である。
つまり、見張長が見ている艦は、艦橋構造物の前方に2基の主砲を備え、それ以外に主砲塔らしきものは見あたらないという珍しいフネだ。
そして、この報告で”増援”がどこから来たか、目星はついた。
「副長、どう思う?」
アスカは振り返ってカヲルと向き合う。
「たぶん、艦長と考えてることは一緒だと思いますよ」
「ふん・・・・そうね・・・・そんな主砲配置を好んでるのなんて一つしかないわよ」
「イギリス人も「ロドネー」と「ネルソン」以来造ってないですしね・・・・間違いないと思いますよ」
「フランス人ね」
なんの変哲もない一軒のコンパートメント
ロンドン、テームズ河畔
1942年10月18日、0600
「警部、準備完了です」
スコットランドヤードの制服を着込んだ巡査がトレンチコートを着た年配の男に報告する。
「よし・・・・漏れはあるまいな?」
「はい、すべての出入り口は固めてあります」
見てみると、一軒の建物を取り囲むように、そして目立たぬように警官隊が配置されていた。
「やっこさんが最後に確認されたのは?」
「昨日の夕方に帰ってきてそれが最後になっています」
「朝になっても顔を出してないのか?」
「はい」
警部はなにかイヤな予感を感じていた。
「まあいい・・・・それでは行こうか」
警部は予感を振り払うように颯爽と歩き出す。
正面玄関にいる警官達も合流する。
そして警部が呼び鈴を鳴らす。
が、応答はない。
「おい、合鍵だ」
警官のひとりが進み出て、手に持つ鍵束から一つの鍵を取り出して鍵穴に差し込む。
がちゃがちゃと音がするがドアが開く気配はない。
「警部!鍵穴が向こう側から塞がれてます!」
「クソったれ!・・・・ショットガンを貸せ!」
警官の波の間を散弾銃が手渡しで泳いでくる。
そしてそれは警部の手に渡る。
「離れてろ!」
中折れ式の散弾銃に2発の鹿撃ち用一発弾が詰まっていることを確認すると、ドアの蝶番に向けて1発づつ発砲する。
そして今度はふところからエンフィールド拳銃を取り出すとドアノブに向けて弾倉にあるすべての弾を叩き込む。
警部は武器を持たないのが暗黙の了解であるスコットランド・ヤードにおける異端児なのだ。
「破れ!!」
その声に警官が二人、同時にドアに突っ込んでドアが縦に倒れる。
「突っ込め!!」
警官達は手に警棒を持って室内になだれ込む。
が、
「警部!もぬけのからです!」
「くそっ!・・・・探せ!」
何を探せばいいのかは警部にもわからない。
だが15分ほど捜索を続けていると、カーペットの下から下水管に通じる抜け穴が見つかった。
ロンドンの下水は縦横無尽に、それこそ網の目のように張り巡らされている。お手上げだった。
「くそ!・・・・軍の方から情報提供なんておかしいと思って来てみりゃこの有り様だ・・・・」
「しかし・・・・これ以上海軍の情報をドイツに送られなかったと思えば・・・・」警官のひとりが慰めるように言う。
「だからお前はバカなんだ・・・・こんなアジトはおそらくロンドンにいくらでもある。人間を捕まえないことには話にならん」
「・・・・・・・・・」
「もうここにいても無駄だな・・・・5人残して後始末に当たらせろ」
「わかりました」
「はあ・・・・これから本部に帰って小言と始末書だ・・・・」
彼らは知る由もないが・・・・
スコットランドヤードが捕まえ損ねたスパイは、イギリス海軍の情報収集を引き受ける組織のトップだった。
彼が送る情報は詳細を極め、どの艦艇がいつ動くか、そんな事まで記載されていた。
ドイツの暗号を傍受しているイギリスとしてはこの状況に終止符を打つべく情報部門総動員、そして下げたくない頭まで下げてスコットランドヤードに協力を要請して万全の態勢で臨んだのだが・・・・敵の方が一枚も二枚も上手だった。
そしてロンドンでの諜報戦は地中海に影響を与える・・・・
帝国軍艦、「敷島」
シシリー島北部、トラパニ沖合
1942年10月22日、1700
シシリー島の北側。
「敷島」はここにいた。
マルタ島への輸送船団がこちらに向っているのはシンジの耳にも入っていた。
「敷島」は、シシリー島に展開しているドイツ空軍第10航空軍団からの定時報告を受けている。
「敷島」の方から電波は出していない。
敵艦隊に空母は確認されていないが、どこにいるかわからない。
みずから危険を増やす事は無い。
「艦長、定時報告でっせ」
トウジが艦橋に上がってきた。電文を握っている。
「なにか変わったことは?」
「サルディニア島の空軍が攻撃を開始したそうです」
「ふむ・・・・敵艦隊の情報は書いてある?」
「ええ・・・・戦艦級が3隻、その他にも巡洋艦、駆逐艦が10隻以上・・・・輸送船は10隻程度」
「戦艦が3隻・・・・級別はわかるかい?」
「詳しい報告を送ってきましたで・・・・まず英海軍の「クィーン・エリザベス」級が1隻、「ダンケルク」級もしくは「リシュリュー」級が1隻」
「フランス海軍かい!?」
「ええ・・・・「ダンケルク」級と「リシュリュー」級は判別しずらいそうでんな」
「ふん・・・・・で、もう1隻は?」
「・・・・アメ公がこっちにも来ました・・・・「サウス・ダコタ」級です」
「!!」
今までアメリカは地中海方面はイギリス人に任せていた。
いずれ行われるであろう大陸反攻に備えているのだ、というのが大方の予想だった。
それがここへ来て、有力と言って間違いない戦力を地中海に投入してきた。
「どないします、艦長?」
「うーん・・・・ドイツ空軍がどれくらいの戦火を挙げてくれるかにもよるんだけど・・・・ちょっとツラいね・・・・」
「フランス人の持ってきた戦艦が「リシュリュー」級だとすると・・・・40サンチ砲9門、38サンチ砲16門でっせ・・・・」
「正面きった殴り合いでは・・・・若干不利だね」
”若干不利”と言ってしまうところにシンジの自信も見え隠れしている。
「でんな・・・・」
「マルタの敵空軍の行動半径ギリギリのところで網を張って、空軍の最後の攻撃に紛れて僕らも征く・・・・これでどうかな?」
「そうでんな・・・・援護も受けられるでしょうし・・・・」
二人がそんな会話をしていると伝令が駆けてくる。
「艦長、至急電です!」
「ありがとう」シンジは礼を言って電文を受け取る。
まず1回読み流し、それからゆっくりともう1回読む。
「艦長、どこからでっか?」
「ベルリン・・・・ドイツ海軍総司令部さ」
「で、なんと?」
「敵艦隊の詳しい編成を送ってくれたよ」
シンジはトウジにそれを渡す。
声を出しながら読むトウジ。
「えーと・・・・「我ガ軍ノ諜報活動ニヨリ敵艦隊ノ部隊編制ガ判明シタノデ貴艦ニモ知ラセル」」
「「旗艦ハ英海軍戦艦「まらや」」
「「ソノホカニ亡命ふらんす海軍戦艦「すとらすぶーる」ソシテ米海軍戦艦「あらばま」ヲ中核トシテイル。貴艦ノ健闘ヲ祈ル」
「さて、まずは吉報・・・かな?」
「まあ、最悪の状況ではありまへんな」
「38サンチ砲と33サンチ砲じゃあ、随分と違ってくるからね」
「若干不利、というのは変わりまへんがな!」
「ちがいない」
USS、「アラバマ」
サルディニア島の南100マイル
1942年10月22日、1400
『ハープーン』船団はすでに2隻の輸送船と数隻の護衛艦を失っていた。
苛烈な空襲をこれだけの損害でしのいだ、とも言える。
「艦長、被害報告がまとまりました」
「アラバマ」も敵の攻撃を完全に避けることはできなかった。
「で、どんな感じ?」
「両用砲が一つ潰されました・・・・大きな損害はそれぐらいです」
「・・・・先が思いやられるわね・・・・」アスカは制帽を取って束ねられた髪をくしゃくしゃとかき回す。
「艦長、旗艦から通話要求です」
TBS(戦術通話システム)の受話器についていた水兵が報告する。
「なにかしら?」そういいながらアスカは水兵から受話器を受け取る。
「こちら『エンジェル』・・・・どうぞ」『エンジェル』は今回の作戦における「アラバマ」の呼出符丁だ。
「こちら『アーク』・・・・感度良好・・・・間もなく危険水域に入るが、水域内には貴艦を含めた主力艦は入らない・・・・了解か?」
『アーク』は護衛部隊の旗艦、「マラヤ」の符丁だ。
そんなことよりも、アスカはとっさには次の言葉が出てこなかった。
「しょ、正気ですか!?・・・・すでにイタリア艦隊が出撃したという知らせが届いているではないですか!」
「連中の戦力は軽巡2、駆逐艦5だ・・・・それに対応するためにこちらも9隻もの駆逐艦を引っ張ってきているのだ」
「ですが!!」
「それ以上のことは私にっても無理だ・・・・連合海軍司令部の決定だ・・・・従ってくれ」
どうやら「マラヤ」に座乗している司令部も、この話には不満があるようだ。
「了解・・・・・最善を尽くします・・・・」
「健闘を祈る」
アスカは通話を終えると受話器を叩き付けるようにして切る。
「敵が目の前にいるのに・・・・進むことすらできないの!?」
その声音には悔しさが滲んでいる。
「艦長?・・・・」
「機関停止!!」受話器をそうしたように、叩き付けるように命じる。
「聞いた通りよ・・・・本艦は命令によりこの先輸送船団には随伴できないわ・・・・ですからこの場所で待機します」
「艦長、このあたりも敵空軍の行動半径です!」
「これから危険水域に突っ込む駆逐艦や輸送船よりはマシでしょ?」
「それはそうですが・・・・」
「駆逐艦隊の手におえない事態になった場合、全速で救援に向うわ」
「どんな不利な状況でも、ですか?」
カヲルのその言葉を聞いてアスカはやっと笑みを浮かべる。
「当然よ・・・・それが私達の仕事よ」
帝国軍艦「妙高」
マレー半島突端、シンガポール
1942年10月22日、1200
シンジが地中海で奮闘している頃、本国も彼らを見殺しにしようとしている訳ではなかった。
「また視察か、碇」
重巡洋艦「妙高」の長官室(艦長室ではない)に一人の男が訪れていた。
「スマンな・・・・」
「思ってもいないことを言うんじゃない」
前第8艦隊参謀長、現南遣艦隊隷下の遣印戦隊司令官、冬月少将は容貌にふさわしい笑みを浮かべる。
「お前が来ても荷の状況は変わらん・・・・本土からの輸送船が着かんことにはな」
彼は「妙高」と特設輸送船2隻を率いてインド洋を押し渡り、「敷島」を出迎えに行くのだ。
だが、特設輸送船が積んでいく積み荷がまだシンガポールに届いていないのだ。
いかんせん、商船の数が絶対的に不足している。
米潜水艦群による通商破壊が、じわりじわりと帝国の喉元を締め上げている・・・・
前第8艦隊司令長官、現南遣艦隊司令長官、碇中将は色眼鏡(この御時世、サングラスなどと言うと憲兵が飛んでくる)を鈍く光らせる。
「気をつけろ・・・・こちらの暗号は全て解読されていると思った方がいい」
奇しくも息子と同じ結論に達しているゲンドウ。
「そう心配するな・・・・我々は「敷島」と会合するまで無線封止する・・・電波を出していなければ敵も見つけようがあるまい」
「・・・・・・・」
「まあ、心配と言えば・・・当初の計画通りに「敷島」が会合地点に来てくれるかどうかだが・・・・」
「心配なかろう」
「お前が言うセリフか?」
そこまで言うと二人は顔を見合わせて笑う。
「ふむ・・・「報国丸」には高角砲弾に加えて砲塔そのものも積んでいく・・・もっとも、主砲弾だけはまだ国内の生産体制が整っていないのでむりだが」
「海軍省に問い合わせたが、急がせているが生産開始は「敷島」がこちらに来てからになるらしい」
「敷島」の主砲、クルップ社製49口径42サンチ砲は、今まで日本海軍が使用したことのない口径である。
当然砲弾の備蓄もない。
そこで新しく専用の工場を設けて生産しようとしているのだが・・・・もとから工業力が弱いところに加えてこの戦争である。
生産開始は大幅に遅れていた。
「・・・・・・・・すべてにおいて後手を踏んでいるな・・・・我が軍は」
「仕方あるまい・・・・あの国と戦うこと自体が間違いなのだ」
「今更言っても、か・・・・」
「その通りだ・・・・俸給分の仕事はしなければならん・・・・」
そういうとゲンドウは背筋を伸ばす。
「遣印戦隊の武運を祈る」
冬月はゲンドウに、これ以上はないほど綺麗な敬礼をする。
「我々はまだうまくゆく可能性がある・・・・武運が必要なのはお前だろう」
あ・と・が・き
みなさんこんにちは。
P−31です。
第5幕をお届けします。
うーん・・・・たしか前回、
>次回はドンドンパチパチっす(爆)
などどいった記憶もありますが・・・・
忘れてください(笑)
今回は嵐の前の静けさ、ということで(逃げるのがうまくなったな(笑))
そんなわけで次回こそ!ドンパチの予定です。
第2部、長くなっておりますが・・・・もう少しで終了の予定です。
お待ちください。
それでは・・・・第6幕、「三重奏」でお会いしましょう。
TOPへ/「ざ・しあたー」インデックスへ/戻る