〜個性ある生き方と人間性豊かな社会をつくり出すために〜
1973年に、日本ではじめて「人間関係」を呼称する学科が南山学園に誕生し、一つの教育的冒険が開始された。「体験学習」という「プロセスから学ぶ学習法」に」よって、関係の中に生きる個々の学習者が人間的に成長することと、人間及び人間関係についての心理を探求することとを統合する教育「人間中心の教育」の実現への試みが始まったのである。
人間関係研究センターは、その起源を南山短期大学人間関係研究センターに持つ。同センターは1977年9月以来23年間活発な活動を展開して来たが、その母体であった南山短期大学人間関係科が南山大学文学部教育学科と共に人文学部心理人間学科へと発展したことを機に、2000年4月「南山大学人間関係研究センター」として新たな活動を開始した。
人間関係研究センターの目的は、人間および人間関係の学際的研究を推進することと、そのせいかを公開していくことであり、客観的分析的研究をおこなうにとどまらず、人間性や対人関係能力の開発に取り組む実践的研究をおこなうところに特色がある。特に「ラボラトリーメソッドによる体験学習」という教育方法の開発と、その応用研究を研修やワークショップとして公開しており、全国各地からの参加者をあつめている。また研究会の開催や研究紀要『人間関係』の発刊など精力的におこなっており、全国的に注目を集めている。
名称:南山大学人間関係研究センター住所:〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18
電話:052−832−3111(代)
平成12年度 研修会のお知らせ★★★ラボラトリー・メソッド体験学習法による人間関係トレーニング★★★
3.アドバンス体験学習[ファシリテータートレーニングA:隔年]※後日紹介します
<参考資料>南山大学人間関係研究センターの考える体験学習「体験学習の特色−『体験から学ぶ』学習法」
このページの文章は南山大学人間関係研究センターの許可をいただき、「人間関係研究センター」事業案内より引用させていただいております。