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泳げる・呼吸する
 水に浮き、かつ自由に潜れるということは比重が1にとても近いということだ。例えば人間はだいたい0.98ぐらいで快適にプールで泳げるのは周知の通り。つまり彼女たちは人間とかわらない密度の素材で構成されていることになる。おそらくは生体材料のオンパレードで機械部品は皆無またはとても少ないと推測できる★1。これは人間と共に暮らすためにはけっこう大事なことである。カミナリにうたれたときアルファさんが100Kgもあったらおじさんは運べなかっただろうしね。 そうそう、例の海水浴のエピソードからは彼女たちが呼吸をしていることもわかることだけここでは触れておこう。
★1本田技研のP3は身長160cmで体重130Kg。機械部品は重いってこと。
 
Reseved Area
飲む・食べる
 コーヒーを飲む。酒を飲む。お茶を飲む。ミカンを食べる。スイカを食べる。ところてんを食べる。etc. 彼女たちは飲み食いするが、これは自身にとって必要なことなのか、それとも人間と生活を共にするために口に入れているだけなのか。
 さて、人間が飲み食いするのは摂取したものから活動のためのエネルギーと、身体を再構成するための素材を得るためである。では彼女たちはどうか。
 ここで彼女たちの活動のエネルギー源は何かを考える前に、まず一般的に"動くもの"のエネルギー源をあげてみる。★1
  • 動物(っていうか筋肉)は糖分(正確にはアデノシン三リン酸とクレアチンリン酸とグリコーゲンと脂肪+酸素)
  • 小型機械は概ねモーターで動くから電気、油圧や圧搾空気などのシリンダー系はポンプがモーターで動くからやっぱり電気
  • 自動車や船舶、航空機はガソリンやジェット燃料の爆発力を推進力に変換して動くから石油+電気
  • 化学反応により伸縮する新素材は特殊な溶液と電気
  • 植物は、まぁこのさい無視(笑)
 これらの中で彼女たちにあてはまりそうなのはやっぱり糖分かな。内燃機関は廃熱の問題があるし、生体材料は電気では動かないし★2、新素材は1分で1cmしか伸縮しないし(笑)。
 では彼女たちは、それをどのように補給しているのか。思い浮かぶのは「彼女たち専用のものを注射か経口服用する」と「食事から摂取する」の二つである★3。しかしこの時代に専用のものが安定供給されるとは思えない。よって彼女たちは飲み食いしたものをエネルギーとしているという答えが導かれる。同時に、前述の彼女たちの呼吸は酸素摂取のために必要なものだといえる。
 とはいえ食べたものそのままでは使えないので化学反応を繰り返して必要な要素を取り出さねばならない。このための反応剤はあらかじめ貯蔵しておいたものをリサイクルしながら使えばいいわけだが、貯蔵に関してはポリタンクでも比重的な問題はクリアできるがリサイクルはどうするか。リサイクルのためにさらなる反応剤が必要になるのは愚案だし...。これについてはペンディングにしたいが、解決策は最低一つはある。すなわち生物の消化機構をまねることである。アルファさんの「動物性タンパク質がダメ」とか「アルコールはちょっと」なんてのはいかにもまねしていそう。
★1より正確に言えば、全部太陽の光エネルギーなんだけど。
★2電気はきっかけを与えるだけ。
  生体材料のくせに電気で動く○ヴァ○○○○○は例外、あれはウソ。
★3永久機関は存在しません。


 次に食物から身体を再構成する素材を得ているかだが、そもそも彼女らにはそんな必要があるのか。人間(成人)の場合は疲弊した細胞の代替と欠損した細胞の補修に使用する。彼女たちの細胞がどうなっているのかわからないので内部で代替行為が行われているかはわからないが、少なくとも皮膚の欠損はある。これが大きい場合はケガとして先生にお願いしなければならないが、例えば掌など物に接触する部分は鋼鉄でできていてもすり減るので日常的な補修を行わなければならない。その方法としては次の二つ。
  • 全身に補修剤を塗る。
  • 皮膚が自己修復する。
 補修剤の方はやっぱり誰が供給してくれるのかといった問題があるし、なにより自分の皮膚構造も知らなかったアルファさんがそんなメンテナンスしているとは思いがたい。よって彼女たちの皮膚は自己修復機能を持っており、そのための素材は食物から得ているといえる。

 つまり、彼女たちにとって飲み・食いは必要なことなのだ! その割には普通の食事ってココネシバちゃんとお昼してるとこぐらいしかないけど、それは彼女たちに限ったことじゃないしね。

 そういえば、どのように消化するにしろ、口にしたもの全てが消費されるわけではないだろうから余りをどうするか。やっぱり排泄するのが一番ね。どうやってかは想像しないように(笑)。

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