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に出てくる小道具などの紹介です。

作品中に出てくる建物や小道具なんかは人物以上に
その作品の雰囲気をよく担っていますよね。
(五十音順)
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アルファ型機之碑

 なにがあったんだー!!!
 いや失礼。”碑”は記念碑と墓碑に大別できるが、これには華が供えてあるから墓碑なのだろう。未だ明かされぬA7開発史の暗い部分なんだろうな。それにしても、これを見てココネは何を思っていたんだろう。
イメージ
インターフェース

 この時代では「イメージ」を伝達することが可能になっており、イメージ記録用のデバイスに保存することもできる。ただし、人間は出力することはできても記録されたイメージを入力することはできない。アルファココネは入力することも可能で、カメラの再生もこのインターフェースで行っている。また、このインターフェースは舌で入出力するものと思われるが、ロボット同士ではより正確な伝達のため?にお互いの舌を直接合わせるという手法がとられている。はたから見ると危ない雰囲気だが。(笑) なお、この名称は私の造語です。
イヤリング

 アルファココネをはじめA7は同じ型のイヤリングをしているので、A7の識別標のようなものかとも思ったが、着脱可能だしどうなんだろうね。単なる流行かも知れない、他に化粧っ気ないけど。それからアヤセもイヤリング?(彼女らのイヤリングからティアの部分を除いたもの)をしているが、そのせいで私は、彼も実はA7か?と思ってしまった。
A7シリーズ

 日本で開発された完全自律型のロボット。見た目は髪や瞳の色が普通でない以外は人間とかわらない。老化などはしないが、内面的には開発者の想像を超えて成長するようだ。試作機(M1)、量産試作機(M2)、量産機(M3)のタイプがあるが、今のところ全部で4人登場している。いったい何人生産されたんだろう。 A7についてはさらに考察する。
おじさんの
トラクター

 トラクターというのは農機具で、主として荷物の牽引に使用するものである。おじさんの場合はスイカを運んだりしているが、私の実家(農家)ではスイカを引くことはなかったな、うん。それと、とても印象的な音を出すけど、こいつのエンジンはいったい何?
おじさんの
トラック

 おじさんがいつも乗っている2人乗りの軽トラである。2人乗りといっても大人1人と子供2人でもOK。特徴的なのがドア、現世のものとは逆で蝶番が後ろに付いていて前の方が開くようになっている。もっともこの時代はそれが一般的なようだけど。 アルファも何度か運転してるけど、いったい誰に習ったんだろう。
ガソリンスタンド

 おじさんが(たぶん道楽で)やっているガソリンスタンド。しかし、この時代までガソリンが枯渇もせずに使用されているかは大いに疑問だ。おそらくは現世で言っているガソリンではなく、何らかの内燃機関用の液体燃料がガソリンという名称で定着してしまったものと思われる。(水素吸蔵合金かと思ったけど、給油ノズルの形状が液体用なの)  とはいえ、そもそもこの時代は自動車なんかも少ないからどれほど需要があるのだろうか。やっぱり道楽だ。
カフェアルファ

 アルファがやっている珈琲屋。昔の米軍住宅風白ペンキの家を改装したものでちょっと洒落ているが、半島道路のどん詰まりという、とても行きにくい所にありお客さんはめったに来ない。購入した豆の8割はアルファ自身が飲んでしまうほど。 また、棟続きの母屋にはアルファが生活する部屋やキッチン、お風呂などがある。ただし、オーナーの部屋がないので開店当時は”通い”だったものと思われる。
カマス

 アヤセと行動を共にしている魚で、現世の「カマス」とは異なりトビウオよりずいぶん大きなハネを持ち、滑空して鳥のように魚を捕まえる。肺呼吸らしく空中でも活動できるが、眼は弱いのかゴーグルをさせられている。なお、水中で活動しているところは見たことがない(笑)。 アヤセはこれで獲った魚を宿代の足しにしているが、カマスはどうしてアヤセにくっついているのだろうか。卵から育てられたのか?
カメラ

 アルファオーナーからプレゼントされたもので、彼女の新たな宝物となる。製品としてはイメージングカメラで、現世のデジカメのように本体のみで録画再生できる。記録媒体はキャラメルみたいなピースで、一粒300枚撮影できる(笑)。また、光学系(レンズやおそらく網膜など)はA7シリーズの眼に近いものが使用されていて、アルファもなんだかなーって顔をしていたが、それが一般的なのか?
かんぱち辻の茶

 ココネがよく行く野外カフェである。丸眼鏡のマスターがひとりでキリモリしているが、カフェアルファにくらべたら(笑)客は結構いるようだ。アルファも来たことがあり、その時はマスターに写真を撮ってもらっていた。なお、落ち葉舞う中のここは、ものすごくいい雰囲気である。
草刈り機

 ワイヤーを回転させて草を刈る農機具。第10話でアルファが使用している。この世界では草ぼーぼーの所が多いが、生活範囲ぐらいはこうして整えているのだろう。カタチ的には現世のものと同じだが、動力はきっと電動モーターだろう。
くま手

 アルファが落雷にあった原因といえる。私の郷里では竹で出来ているのが普通だったが、これは金属製のため、これを背負って平地を走っていれば雷が落っこってきてもおかしくない。第7話で実際に使用されている。草刈り機といい、このくま手といい、アルファも結構マメである。
月琴

 中国伝来の4弦の楽器(アルファのは3弦)。元々はオーナーの趣味だったようだが、アルファも弾けるので、よく私に想像の音楽を聴かせてくれる。現世の月琴はもっとネックが短く、立てて弾くそうなのでアルファは独学なのだろう。ここでも彼女の創造性がうかがえる。
拳銃

 アルファココネが所有していることが確認されているが、アルファの場合は武器としてではなく宝物として持っているといった方がいいだろう。なぜならオーナーからのプレゼントだから。それゆえか、カメラをプレゼントされてからは出番がない。携帯するときは2人とも腰の後ろに付けるクリップオンホルスターを使用しているが、アルファのはお手製のようて、後にカメラ携帯に転用されている。 しかし、この時代でも危険なんだろうか。
コーヒーのお酒

 ココネアルファに贈ったもの。ミルクで割って飲むそうで、現世のカルーアミルクのようなものだろう。ミルクもお酒も弱いアルファはちびっとだけやって気に入ってしまい、いつの間にか夢の中であった。また、後にコーラのビンと一緒に机の上のオブジェと化している。
コーラのビン

 アルファが、かつて地上だった海の中で見つけ、色が海のようできれいだからと持ち帰ったものである。しかしアルファは、それがコーラのビンであることを知らないようで、この時代にはもう無いのだろう。これも時代を映すものか。(おじさん先生が若かりし頃はまだあった。)また、後にアルファの机の上に飾られている。
さかな

 アルファが集めている、おさかなグッズ。または自分で作ったもの。 タオル、キーホルダー、風見魚、イス、置物、壁掛け等々、アルファのまわりでよく見かけることができる。本人はなんとなくずいぶんたまったと言っているが、普通そんなものである。彼女の人間ぽさのあらわれか。
しめ飾り?

 アルファがお正月にドアに飾っていたもの。どうもクリスマスと正月がごっちゃになっているような気がするが、この時代はそうなんだろう。クリスマスの話しが出たこともないし。そうそう、これも彼女の手作り。
スイカ

 アルファの好物であり、おじさんが栽培している。なお、食べきれない場合は、リボンで飾って、何とかお客さんに押しつけるもらってもらうこと。効果は笑いをとるだけだが(笑)。
スクーター

 アルファココネは移動手段としてスクーターに乗っていて、数十キロの距離でもこれで行くのである。アルファのは、またがって乗るタイプで、とてもキュートである。動力はガソリンエンジン。ココネのはパワー90cc相当の電動モーターで動いている。また、漏電しているわけではないだろうが、イグニッションキーをまわすときに彼女たちにはピリッと来るようだ。もっとも彼女たちには気持ちいいようだが(謎)。
ターポン

 とても高いところ(笑)を飛行している巨大なスペースプレーンで、自給自足できているようだからコロニーと言ってもいいくらいである。おそらく軌道上で建造されてそのまま地球をまわっているのだろうから、作中でアヤセが言っている「もうおりらんねえらしい」というのは「シャトルを稼働させることができなくて搭乗者を降ろせない」という意味だろう。その搭乗者の中にはM1がいる。彼女が乗り合わせているわけは語られていないが、アルファココネと逢わせてやりたいものである。
町内会会場

 おじさんが町内会を開く会場である。お宮さん(神社)とかに付設されて子供会の会場になっているようなプレハブで、とても懐かしいのは私が年取った田舎者だから?
手紙

 ココネからアルファが3回、その逆が1回確認されている。この時代に電話が残ってるかはわからないが、少なくともこの二人の家にはないようだ。いや、ちがうな、電話には手紙の代わりはできない。消えてしまわないコトバはよく心にしみるのだ。しかし、私が最後に手紙を出したのはいつだっただろうか。
闘鶏新聞

 町内会のホウキ頭が読んでいた新聞。現世にもそんなのあるのか知らないけど闘鶏の新聞である。◎とか○とか△とか付けるんだろうかね。おそらくは数少ない庶民の娯楽?
道路標識

 アルファココネがスクーターで走るときに時々出てくるものである。 環八まわりのように現世でも存在するものもあれば、朝比奈峠のように(まだ?)無いものもあるが、それらの傷み具合やツタの絡まりは、この時代が先のことではあるけれど、そんなに遠くはないよと言っているようにも思える。
花火大会

 現世のように毎年開かれたりはしないようだが、夏の風物詩として浴衣を着て見に行くのである。なお、大玉と称される、誰が見てもミサイルのように見える花火もある。船から射出されるが、あんな近くで着火して鼓膜とか大丈夫なのか?(笑)
フナムシ

 体長2〜3cm・黄褐色の水辺にいる虫。気にしなければ一生知らずに過ぎてしまうだろう。これを機会に探してみるのもいいかもしれない。この世界ではタカヒロマッキがフナムシのへろへろで遊んでいる。フナムシのへろへろってのは謎。
鶚(ミサゴ)

 先生若かりし頃にロボットの自律心開発のきっかけでもつかめればと挑戦した横須賀⇔船橋5分間横断に使用した高速艇で、ジェットエンジンにより時速600kmは出る。このときは被験体である先生の状態の記録にイメージインターフェースが使われていた。しかし、この人も結構むちゃするなぁ。また、後に、(おそらくはこの実験結果から構築された)AIを搭載した機体も製作されたようである。
水神様

 アヤセ初瀬野先生の紹介で拝むことができた、生きている石像?である。表面は白くビロードのようでピクリとも動かないが、脳波があり生きているらしい。これを見たときアヤセの脳裡にミサゴの姿がよぎったのは、これが彼女らの幼生体ということか。
水着

 初めアルファは水着を持っていなかったが、後にココネと海水浴に行くときに彼女に買ってきてもらっていた。そのため水着といえばこの水着だけである。二人ともワンピースタイプで、デザインやカラーは一般的だが、アルファのにはシッポがついていたりする。ココネの趣味がいまいちよくわからなくなるが、アルファならどんな水着を選ぶのだろう。
ムサシノ運送の
1人乗りトラック

 現世のミゼットKをさらに小型にしてまったくの1人乗りにしたような感じで、必要なら二人目は荷台に乗ることになる。その際は帽子が飛ばないように押さえること。(笑) ココネアルファへの荷物を届ける際に利用した。
メイポロ

 カフェアルファのメニューにある、メイポロという木の汁のお湯割り。タカヒロがよく飲むから甘いのかな? 甘党のアルファも飲んでいたっけ。
郵便箱

 アルファ家の郵便箱。縦長のタイプのを杭にくくりつけている。郵便制度が存続している証拠だが、中を確認するかは住人しだいなので、来訪を知らせる手紙を読まずにいきなり来られて驚くこともある。でもそれもまた愉し。
ラジオ

 アルファのラジオ(他の機能も付いている?)。取っ手も付いててカバンと見まごう可愛らしさである(笑)。ポータブルなので彼女の部屋や店内でよく見かける。いったいどんな音楽を奏でているんだろうか。
路面電車

 ココネが宅配の仕事でよく使っている。アルファへの荷物を届ける際に使用したのは等々力⇔保土ヶ谷の路線だが、保土ヶ谷駅からアルファの家まではまだかなりあるのでに乗り換えていた。また、アトリエ丸子への配達のときには等々力駅を利用したようだが、この時代にどれほどの範囲に電車が走っているものか。


= つづく =


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