LaTeXの機能を活用して、JISコードには存在しない字を合成する。 濁音・半濁音のつかない字にも濁音・半濁音をつけられるようにしてしまう というもの。
著作権を云々するのはナンセンスだと思いますが(大したことのない
工夫だし)、いちおう主張しておきます。
改作自由、瑕疵無保証です。
「あ゛」とか「ぬ゛」とかいう字が、漫画などでは、しばしば使われます。 なかなか雰囲気のある「字」だし、この表現に込められた感情とか感覚とかが まざまざと実感できる、すぐれた表現ではないかと思います。
が、残念なことに、これらの「字」は、コンピュータ上で普通に JISコードを並べるだけでは表せません。 単独の「゛」「゜」は存在しますが、「あ」や「ぬ」とは 別の字であるところが致命的です (横書きだとそれなりに読めなくもありませんが、縦書きを想像して ください)。 やはりこういうものは「一文字」として表したい。
そこで、任意の一文字に「゛」「゜」を被せるマクロを作ってみました。
1: \makeatletter
2: \newcommand{\daku}[1]{%
3: \iftdir%
4: \@tfor\moji:=#1\do{%
5: \moji\raisebox{0.7zw}{\kern-1zw゛}}% 縦方向の場合
6: \else%
7: \@tfor\moji:=#1\do{%
8: \moji\kern-0.3zw ゛\kern-0.7zw%}
9: \fi%
10: }
11: \makeatother
12:
13: \newcommand{\handaku}[1]{%
14: \iftdir%
15: \@tfor\moji:=#1\do{%
16: \moji\raisebox{0.7zw}{\kern-1zw゜}}% 縦方向の場合
17: \else%
18: \@tfor\moji:=#1\do{%
19: \moji\kern-0.3zw ゜\kern-0.7zw}%
20: \fi}%
当然ながらこの技はLaTeX(TeX)でしか使えません。 MS Wordなどで似たようなことができるのかどうか……
一応、引数として複数の文字をとれる(複数の文字に連続して 濁音/半濁音をつけられる)ようにしてみました。(2000.08.09)
このマクロ、しかし、環境によっては問題があるようです。調査中…… ですが、解決はいつのことやら。
(2000.06.06)
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