2.芦屋市春日町17の地蔵道標2/2

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芦屋市春日町17−6 旧西国街道と思われる東西の道に南北の道が交差する筋違い四辻の北西部に南を正面に建つ
(マンションの南東敷地内、北側に通る広い道(鳴尾御影線)を10m南に入った地点)
(複数の地蔵と共に建つうちの最も大きな地蔵。東隣には「小さな道標」がある。)
自然石 90x62x34p、(龕部71x30x-5p、像部60x16x5p)台石24x63x65p
N34.733172 E135.320189


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南面
┌――――――――――――――――――――┐
│    法界              │
│(菩薩立像)              │
│                    │
└――――――――――――――――――――┘

東面
┌――――――――――――――――――――┐
│(なし)                │
└――――――――――――――――――――┘

北面
┌――――――――――――――――――――┐
│(なし)                │
└――――――――――――――――――――┘

西面
┌――――――――――――――――――――┐
│  甲山                │
│  荒神                │
│左    道              │
│  中山                │
│  妙見山               │
└――――――――――――――――――――┘


(明治の地図上での当辻の詳細は「小道標1/2」を参照頂くとして、左(北)方向への案内のみが刻まれている。
 辻の形状から南面して地蔵が建てられていれば、西、住吉、兵庫方面から来た場合案内が正面に見え違和感は覚え
 ない。明治の地図で見る限り左の道は主要道ではなかったが、参詣の道としては大切であったと思われる。
  因みに、行先は、甲山(西宮市神呪寺、門戸厄神)、荒神(宝塚市清荒神)、中山(宝塚市中山寺)、妙見(能
 勢の妙見山)であろう。)
(旧西国街道の道筋は、此処を挟み東西に200m程度しか残っておらず、北(北東)への道は国道2号線迄は無く
 なっており、郷免町交差点の東80mから北東に入る細い道が今も残り、森具の須佐之男神社を抜け大手前大学の
 南を過ぎて夙川西堤の不動明王までそれらしい道が見える。夙川近く御茶家所町に訳の分からない道標がある。)

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【1.道標を北に望む 【2.道標を東に望む 【3.道標を西に望む
 左端が当道標  左、大きな当地蔵  奥(西)三ツ辻に突当り
 信号は鳴尾御影線】  東への道はやや南に】  右に出て鳴尾御影線】

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【4.道標南面拡大 【5.道標西面拡大 【6.道標西面上部
 綺麗な仕上がりで  地蔵が主で案内は  「左」は下全部に掛かる
 像部回りを彫込む】  窮屈に書かれている】  「妙」の女篇は見難い】

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【7.道標南右下部 【8.2号線から道標への 【9.道標西面下部部
 「法界」とある  分岐を南西に見る  右から「甲山/荒神/
 意味はよく知らない】  西宮市弓場町8丁目】  中山/妙見山」と読める】

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【10.芦屋市の道標】
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