16.豊能町高代寺の四町丁石

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豊能町吉川756 能勢電妙見口駅東、花折街道の山浦橋南詰から分岐する参道から351mの北部に南を正面に建つ
舟底型 78x25x24p(頂高14p)
N34.913651 E135.44329


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南面
┌―――――――――――――――――――┐
│(梵字)四町             │
└―――――――――――――――――――┘
(梵字「べイ」は、薬師如来の種子か)

東面
┌―――――――――――――――――――┐
│(なし)               │
└―――――――――――――――――――┘

西面
┌―――――――――――――――――――┐
│(なし)               │
└―――――――――――――――――――┘

北面
┌―――――――――――――――――――┐
│(なし)               │
└―――――――――――――――――――┘


(一町石と同じなら、慶安三(庚寅)年四月八日は、西暦1650年5月8日、日曜日となる。)
(『石の文化財』豊能町教育委員会発行、平成28年改訂では、64頁。)
「三町」丁石からは80m(0.7丁)とやや近く、「六町」まで200m(1.8丁)の距離は妥当な位置かもしれないが、
 元の参道がここではなく、一本北(三町丁石の10m下の三ツ辻を北に折れ、20mで西に折れる「写真8.」)の尾根筋
 の道であったとすれば、三町丁石も移動しなければならないが、六町丁石までの距離が330m(3丁)となり、この丁
 石も北に50mの
N34.914133 E135.443215
 池の縁に置けば、距離の問題は全て解決する。何らかの理由で参道が今の谷よりに付け換わったのではないかと想像
 する。
 尚、上記北側の道は、山の神下池の上か、「旧山下道の道標」のある辻に出るものと思う。)
「豊能町高代寺丁石一覧」も参照下さい。)

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【1.丁石を西に望む 【2.丁石を東に望む 【3.丁石を北に望む
 奥(西)高代寺へ  奥(東)妙見口駅へ  左(西)高代寺へ
 背後、妙見口駅へ】  左上50mに尾根筋道あり】  右妙見口駅へ】

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【4.丁石南面の拡大 【5.丁石南面更に拡大 【6.丁石上部より見下ろす
 中央上から21pの  「四町」と読めるが  上部は舟底型より
 梵字部で折れている】  梵字は分かり難い】  三角錐に近いかも】

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【7.六丁石を過ぎて建つ案内板 【8.元参道?西折地点を西に望む
 12基が建てられたとするが  右側石垣間を奥70mで元位置か
 現存(2018年)は9基】  現三町石は、左30m辻の西側】

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【9.豊能町の道標】 【10.高代寺丁石地図】
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