20.島本町柳谷道十八丁丁石

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島本町尺代、柳谷道 府道734号沿いに西を正面に建つ(柳谷観音丁石)
「尺代橋西詰の道標」の対岸、橋東詰めから約50m、「十六丁丁石」へ約150m)
舟底型地蔵 62x34x24p(上から14pで折れ跡)(像部38x16x3p)(台石22x43x30p)
N34.898897 E135.655199


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西面
┌─――――――――――――――――┐
│ 是より 柳谷へ         │
│(梵字 地蔵像)         │
│  十八丁            │
└―――――――――――――――――┘

その他面
┌─――――――――――――――――┐
│(なし)             │
└―――――――――――――――――┘


(『史跡をたずねて』島本町教育委員会発行、平成18年刊では、109)
(「島本町側柳谷参道丁石まとめ」も参照下さい。)
(梵字は「カ」、地蔵菩薩の種子か。)
(尺代から現府道734沿いの道を「島本町側柳谷参道(別項コース1)」と名付け、ここでは「柳谷道」と省略する。
 「柳谷道」の丁石の始まりを一応この地蔵とすると、他に同型の丁石が16,15,14,13,12,11,4,2、8基確認出来き、
 尖頭型角柱型のものが12,4、二基、都合11基のこるようである。
 建立年は明確に解らないが「丁」の表現から明治期以前とし、明治の地図で上記ルートを確認すると、現在の府道
 にほぼ沿う形で十一丁丁石の手前まではあったようで、所々に山側にその道の痕跡が残っている。よってその道沿
 いに建てられていたものを現府道脇に移設したのは明らかである。その為、元は正確であった距離が一致しないの
 は否めない。
 詳細は、「柳谷参道丁石一覧」を参照下さい。)
(この丁石の特徴は、地蔵像の両脇に文字がある。地蔵像の下に講名がない。「是より…」の「より」が平仮名。
 「柳谷へ」の目的地名を持つ。の四点である。丁石の最初が他と少し変わっている事は多い。
 又、寺までの残り距離数を示す形式は一般的である。)

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【1.丁石を北に望む 【2.丁石を南に望む 【3.丁石を東に望む
 奥、柳谷観音へ  奥、尺代橋へ  左、柳谷観音へ
 背後、尺代橋へ】  後、柳谷観音へ】  右、尺代橋へ】

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【4.地蔵正面の拡大 【5.地蔵下部の拡大
 宝珠を持っている】  他丁石が持つ講名がない】

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【6.島本町の道標】 【7.柳谷道の丁石】
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