56.能勢町下田尻北脇の道標

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能勢町下田尻226 府道4号、北脇バス停100m北西を西に10m入り旧道の三ツ辻の南部に北西を正面に建つ
(橋の南西詰の手摺を背にして北側に建つ、真北よりやや西を向く)
自然石(三面を削り出す) 62x38x29p
N34.963094 E135.429149


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北西面
┌――――――――――――――――――┐
│右妙見山道             │
└――――――――――――――――――┘

北東面
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│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘

南東面
┌――――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘

南西面
┌――――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘


(『能勢の道しるべ』森本弌著1991発行では56)
(同書に「名月峠からの旧道は××家の横から前を通り南へ向かうのと、左折して東進する道に分かれる。
 旧道正面に位置する。」とある通り、峠を南東に下って来て現府道からやや南へ入った旧道の三ツ辻の正
 面になる。
  現在では、此処を左に採って府道4号に出て田尻中で府道106を横切り道なりに猪ノ子峠へ続き、峠か
 ら野間稲地、妙見山となろうが、明治の地図では府道106を過ぎてから峠への道は猪子峠には行き着かず
 一つ北の峠を越え野間西山に出る小径となり、距離こそ近いが険峻(猪ノ子峠より100m高い)である。
  依って、当地で右に折れ、「下田尻九右衛門橋の道標」から九右衛門橋を越え猪ノ子峠を案内したもの
 であろう。
  背面を除き三方の面を平滑に削り込んでいるのに、左への案内を書き込んでいないのは、妙見山参詣の
 為だけに作られた道標と思われる。すぐ北西には義太夫の石碑もあり人通りは多かったのかも知れない。
  尚、左の道を採らないので「上田尻地蔵橋の道標」には行かず、その道標を見る人は少なかったか。)

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【1.道標を南東に望む 【2.道標を南に望む 【3.道標を北に望む
 後方府道を田尻中へ  奥、旧道下田尻へ  奥、現府道へ出て峠へ
 右、旧道下田尻へ】  右(西)名月峠へ】  左、案内では妙見山へ】

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【4.道標北面拡大 【5.道標北面上部拡大 【6.道標上面拡大
 「右妙見山道」  苔あと等もすごく  下辺が北面となる
 彫りも浅く見難い】  触らないと読めない】  背面を除き平面】

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【7.能勢町西部の道標】 【8.能勢町東部の道標】
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