2.能勢町旧天王小学校西辻の道標

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能勢町天王200 旧天王小学校校庭、北駐車場入口東側に西を正面に建つ
角柱(上部欠損) 49x21x20.5p
N35.038857 E135.358771


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写真simg0200

西面
┌――――――――――――――――┐
│ □ 右 ふくすみ       │
│ 所 左 志つ川        │
└――――――――――――――――┘
(『能勢の道しるべ』は□部を「み」とする)

北面
┌――――――――――――――――┐
│音講中             │
└――――――――――――――――┘

南面(写真無)
┌――――――――――――――――┐
│ 右 三田           │
│ 左 妙見           │
└――――――――――――――――┘

東面
┌――――――――――――――――┐
│(不明)            │
└――――――――――――――――┘


(『能勢の道しるべ』森本弌著1991発行では2)
(同書に「古い道標の折損した下半部を使い造り替えたもので…」とあり、亡失した「能勢辻の道標」との
 類似より、明治以降に加刻後、旧丹州街道と三田道との分岐点南にあったとしている。
  これを信じて加刻後の位置を明治の地図で検討すると、「能勢町天王の題目塔道標」で述べたように、
 丹州街道を北から来て、現筋違い四辻を西に折れ川に突き当た後、南に折れすぐに西へ分岐する三ツ辻の
 南西部に、現在の西面が南面して置かれていたと考えられる。「左志つかわ(後川)」と「右三田」が同
 じ西への道(今なら寺田橋を渡る)を示すことになる。)
(尚、同書で元々の道標にあったとする刻銘は、西面の「所」と「み」、北面の「音講中」であるとし、元
 の銘を西面「在所」、北面「観音講中」としている。)
 
写真fimg4256 写真fimg4257 写真fimg4259
【1.道標を西に望む 【2.道標を東に望む 【3.道標を南に望む
 奥、筋違い四辻へ  中央フェンスの内に  中央やや左に道標
 左(南)旧小学校】  当道標が見える】  手前の雑草で見難い】

写真fimg4255 写真fimg4253
【4.道標の西面を望む 【5.道標北面を上から望む
 左側上部の「所」は  「音講中」は
 くずし字で書かれる】  元々の銘と思われる】

写真fimg3232 写真fimg3225
【6.能勢町西部の道標】 【7.能勢町東部の道標】

 2025/1/20【追加訂正】
 写真の追加と、南面の読み確定により「(( )部は『能勢の道しるべ』より)」削除
 サイズ44x19x19pの訂正、尚、高さは東面が西面より3p程高い。
 西面、右側最上部「(み)」としていたが、「み」には見えず、不明とし「□」にし、
 「これに倣えば「み」は「ふくすみ」と思うがどうであろうか。」を削除。
 南面、左側最上部にも文字らしきものがあるが小さすぎる為省略した。

写真kimg4848 写真kimg4818 写真kimg4842
【8.道標西面全体 【9.道標西面右上部 【10.道標南面拡大
 右側「右」上部に  「所」の大きさで見ると  左側最上部は不明、
 横線が付いて見える】  「み」には見えない】  無いものとした】

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