77.能勢町野間中本滝道下山口の道標

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能勢町野間中661 妙見山簡易郵便局の北20m本滝道下山口の三叉路北東部に南西を正面に建つ
(当道標の西隣りに大きいもう一基が建つ)
尖頭型角柱 60x17x16p(頂高6p)
N34.929476 E135.467656


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南西面
┌――――――――――――――――――┐
│左 そのへ笹山           │
└――――――――――――――――――┘

南東面
┌――――――――――――――――――┐
│右 京かめ山            │
└――――――――――――――――――┘

北東面
┌――――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘

北西面
┌――――――――――――――――――┐
│   丹州上林           │
│願主                │
│    福井氏           │
└――――――――――――――――――┘


(『能勢の道しるべ』森本弌著1991発行では77)
(同書に「…角屋の横に立つ道標であるが、元は角屋の前の本滝道と清滝道の辻に立っていたと思われる。」
 としている。「角屋の前の本滝道」をどう解釈するかであるが現地点の南西10mを示すなら近接移動だが、
 「本滝道」を当地から更に南東に続き、山を巻いて神馬のある鳥居を終点としたものと解釈すると、清滝道
 との合流点と受け取れる辻は、2019年現在「豊能町妙見山井戸道道標」のある地点(現在地から70m南東
 の三ツ辻)
N34.929050 E135.468241
 と思われ、「右京亀山」が妙龍寺を経て野間口へ下る道を示し、「左園部笹山」が今の道標の立つ地点を
 通過し本瀧寺へ下る道を指す事になりそうである。)
(又同書に「…「願主福井氏」は丹波の綾部市上林の信者で…江戸後期のひとであると思う。」としている。
 現在の綾部市上原町上林であるなら40kmほど北西となり方向的には「左園部」の道と思うが、亀岡を経由
 して「右亀岡」も利用可能である。)

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【1.道標を東に望む 【2.道標を北東に望む 【3.道標を北西に望む
 奥(東)神馬、鳥居へ  右手前、妙見山本堂へ  奥下、本瀧寺へ
 左、本瀧寺へ下る】  左(北)本瀧寺へ下る】  左、妙見山本堂へ】

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【4.道標を北東に望む 【5.道標南西面拡大 【6.道標南東面拡大
 右「右京かめ山」当道標  「左そのへ笹山」  「右京かめ山」とある
 下り道に面を合わせたか】  そのへは園部】  かめ山は亀岡】

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【7.道標北西面上部 【8.道標北西面下部 【9.元位置辺りを西に望む
 「願主」ガ読めるように  「丹州上林」  石垣右で三ツ辻になる
 隣道標とズラせてあるか】  「福井氏」と読める】  電柱左に「井戸道道標」

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【10.能勢町西部の道標】 【11.能勢町東部の道標】
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