25.三田市香下の道標2/3

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三田市香下1631 香下八王子神社の長屋門が載る石垣の西側10m、四基の石造物のうち東端。
N34.916409 E135.263414
尖頭型角柱 65x23x23p(頂高8p)(基石5x29x29p)


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南西面
┌――――――――――――――――――┐
│従是 本堂江十五丁         │
└――――――――――――――――――┘
(「是、江」は小さく刻す)

南東面
┌――――――――――――――――――┐
│文化八辛未正月           │
│       上          │
│  北御門院  溝         │
│         …        │
└――――――――――――――――――┘

北東面
┌――――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘

北西面
┌――――――――――――――――――┐
│       □□         │
│    世話人           │
│       □□         │
└――――――――――――――――――┘


(文化八(辛未)年正月1日とすると、西暦1811年1月25日金曜日となる。この年閏二月あり。)
(『さんだの道標』教育委員会2000年刊では25)
(同書による元位置はN34.912618 E135.260892辺りと思われる)
(方向が指示されておらず、道標よりも丁石とすべきである。羽束山山上に観音堂があるようで此処迄の距離を表した
 ものと考えられる。丁石の調査により参道の距離が短くなっていると思われ、元位置を割り出すのは難しい。現在こ
 の石の東5m辺りに「十二丁」丁石がある。明治の地図で江戸時代を想像すると『さんだの道標』に載る位置が元の
 場所に近いような気がする。)
(羽束山登山道入口の西横に建つ『ようこそ はつか山へ!』に「日羅上人がこの地で槻の木から彫り出した観音像を
 山上の観音堂に納め香下寺(こうげじ)の本堂とした」とあることから、案内の「本堂」は山上の観音堂とする。)
(四基の石造物中、一つ飛んだ西側に「三田市香下の道標3/3」
 最も西に「三田市香下の道標1/3」が立ちます。)

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【1.八王子神社長屋門を 【2.道標を北に望む 【3.道標を北に望む
 東に望む  一番手前が当道標  左側「…本堂江十五丁」
 左から4基目が当道標】  風化が進んでいる】  右側「文化八辛未正月…」】

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【4.道標上部から見下ろす 【5.道標南西面上部 【6.道標南東面上部
 下面「従是本堂…」を  「従是本堂」  右「文化八辛未正月」
 南西面とした】  「是」は右に小さく】  左「 北御門院」とした】

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【7.道標北西面下部 【8.道標南西面下部 【9.道標南東面下部
 中央に「世話人」  「本堂江十五丁」  右「辛未正月 上
 その下二行は読めない】  「江」は小、「丁」一部】  左「北御門院 溝…」か】

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【10.三田北部の道標】
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【11.三田西部の道標】 【12.三田東部の道標】

 2024/10/25 2019年時、不明としたが、判明につき改訂
 上記、明治の地図は別タブの『今昔マップ on the web』にリンクします。
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