65.神戸市北区有馬町聖天堂の道標

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神戸市北区有馬町1307 現県道51号カタ峠の三ツ辻を北東旧県道に入り40mの三ツ辻北東部に南西を正面に建つ
山型角柱 124x27.5x19p(頂高5p)(基部10p高さに含む)
N34.799041 E135.242764

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南西面
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│聖天堂参拝道              │
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南東面
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│昭和六年四月十六日入佛記念 石原休次郎 │
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北東面
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│(なし)                │
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北西面
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│(なし)                │
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(昭和六年は西暦1931年である。)
(『神戸の道標』山下道雄、神戸新聞、1985年刊には記載なし)
(「石原休次郎」の名が有る内で最も新しいものと思われる。「聖天堂」はよく分からないが現在の「成田不動尊」
 を指すものと思われる。昭和12年発行の地図に現県道51号の旧道と思われる直線的な道が記載され、そこから北
 へ分岐する道が描かれており、昭和元年発行の地図では県道がまだ蛇行しながら下っている。建立の紀年から見て
 この新しい道が出来た時期当たりに建てたものでは無いか。ただ記銘に「入佛記念」とあり偶然の一致かも知れな
 い。「入仏」とは「仏像を寺院に迎え入れること」と広辞林にあり、webに「浄土真宗における入仏慶讃法要や、
 建碑慶讃法要の際に僧侶等への謝礼や内祝いの表書きの献辞に用いる。」とある。
  同銘を持つ「妙見寺の八丁石」「杖捨橋東詰の道標」がある。)

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【1.道標を北東に望む 【2.道標を南東に望む 【3.道標を南西に望む
 右下、有馬温泉駅へ  左右の道は手前から  40m先の辻は現県道
 左上(北)聖天堂へ】  参道、旧、現県道】  左下旧県道を温泉駅へ】

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【4.道標南西面拡大 【5.道標南東面上部 【6.道標南東面下部
 「…参拝道」の  「昭和六年…」  施主の名前であろう
 「参」が読難いか】  と読める】  「石原…」何歳の時か】

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【7.有馬の道標】
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