6.神戸市長田区大谷町3の道標1

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神戸市長田区大谷町3−1−47 山陽電車西代駅西側交差点から北西に150mの三ツ辻北部に南東を正面に建つ
(蓮池小学校の南西角から、蓮池妙法寺線を北西150mの地点でもある。)
(西隣に「道標2」が建つ)
角柱 95x22x16p(矢印像7x20p線刻)
N34.6628 E135.141616


写真himg0739

写真himg0741

写真himg0743

写真himg0744

南東面
┌─―――――――――――――――――┐
│↑ 右 大円寺           │
└――――――――――――――――――┘

北東面
┌─―――――――――――――――――┐
│ 施主 秋             │
└――――――――――――――――――┘

北西面
┌─―――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘

南西面
┌─―――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘


(『神戸の道標』山下道雄、神戸新聞、1985年刊では長田区4)
(同書に、西への道が白川街道、右(北)への分岐が高取山登山路としている。
 白川街道を「神戸市長田区蓮池町から神戸市西区太山寺方面へ向かう。」とする資料がWebにあり、現在の県道22号
 に相当する道と考えると、須磨区白川への街道と出来そうである。現在(2020)の地図では蓮池妙法寺線か。)
(大円寺は大谷町3−16−17にある様で、ここに置く限りは右矢印は正しい方向となる。「大圓寺」としないの
 で新しいものか。大正12年の常用漢字表には「圓」、大正15年(1926)の字体整理案に「円」と出るが、昭和
 18年(1943)の標準漢字便覧にも「圓(円)」とあり、大人が「円」で書くとなれば、昭和23年(1948)2月
 官報号外の「円(圓)」以後のものと考えられる。ここから右へ4丁程の距離と思われる。)
(矢印を線刻する道標は新しいものが多い様に思われる。「神戸市北区有馬町妙見山の矢印石」等がある。)

写真himg0724 写真himg0721 写真himg0722
【1.道標を北西に望む 【2.道標を北に望む 【3.道標を南西に望む
 左(西)庄山町へ  奥(北)大円寺へ  手前小さい方が当道標
 右、大円寺へ】  右側が当道標】  左(南)蓮池小へ】

写真himg0738 写真himg0748 写真himg0750
【4.道標南東面拡大 【5.道標の上部を望む 【6.道標北東面上部
 何かバランスが  下辺が南東面で  「施主」
 悪く見える】  右矢印は線刻】  と読める】

写真gimg6517
【7.神戸市中部の道標】
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