32.神戸市灘区六甲山町シャクナゲ穂高湖西の道標

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神戸市灘区六甲山町シャクナゲ 奥摩耶ドライブウェイ、カーブbXの道北側の穂高湖標柱から山道を北へ30m
東西に走る徳川道との四辻を西へ下り130mの四辻西側に東を正面に建つ
蒲鉾型角柱 101x32x20p(頂高4p)(基部35p含む)
N34.742221 E135.206671


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東面
┌─―――――――――――――――――┐
│すぐまや              │
└――――――――――――――――――┘

北面
┌─―――――――――――――――――┐
│北                 │
└――――――――――――――――――┘

西面
┌─―――――――――――――――――┐
│すぐありま             │
└――――――――――――――――――┘

南面
┌─―――――――――――――――――┐
│南                 │
└――――――――――――――――――┘


(『神戸の道標』山下道雄、神戸新聞、1985年刊では灘区13)
(同書には「…「すぐ」のぐの字に濁音の点が見えるのを考えると明治以後の造立であろう。」としている。濁点表記
 は近世の道標にも見られ、これを根拠には出来ないと思うが、もう一点「北、南」と方角を示す道標は明治以降のも
 のに多いと合わせて、明治以降の造立には賛成したい。尚、石の摩滅なども少ない様に見える。)
(行先について東面の「摩耶」西面の「有馬」は問題ないでしょう。同書は「山田町谷上方面からの参道と徳川道との
 分岐点に立っている。」としているので谷上方面からの参道は何処かで徳川道に合流して、西行して来てこの地点で
 南に分岐すると理解すればよいのでしょうが、例えば「神戸市北区山田町上谷上61の道標」から来る道は此処を通
 ると遠回りになり、単純に西面の案内にある「有馬方面からの参道と徳川道との分岐」とする方が良いのではないか。
 即ち、谷上からは炭ヶ谷、石楠花山か獺池、現シェール道(新穂高北周回道)に出合い、その後西に採り、桜谷から
 摩耶山が近く、当地点を通るにはシェール道出合いから東に進む必要があり現在の天上寺に行く道は遠回りである。
  北東の「神戸市北区有野町唐櫃2436の道標」からはここを通ると思うが未踏査である。)

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【1.道標を西に望む 【2.道標を東に望む 【3.道標を南東に望む
 右(西)徳川道へ  奥(東)穂高湖南へ  手前の現案内には
 左、南へ向い摩耶へ】  現案内は杣谷峠】  左奥摩耶ドライブウエイ】

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【4.道標南面拡大 【5.道標東面拡大 【6.道標北面拡大
 「南」今は北シェール道  「すぐまや」は  「北」
 に繋がるが案内は無】  「すぐ摩耶」】  方角を記す】

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【7.道標を北西に望む 【8.道標西面拡大 【9.道標北の案内図
 左右には丸く  「すぐありま」  四ツ辻として
 蒲鉾型とした】  「直、有馬」】  書かれている】

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【10.神戸市東部山岳部含の道標】
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