上野道4.神戸市灘区摩耶山十三丁丁石(道標では無い)

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神戸市灘区摩耶山 上野道のケーブルトンネル北口の西方70m辺りの三ツ辻のベンチ横に西を正面に建つ
(そばの現案内柱には通報ポイント「な23−6」と共にケーブル駅0.7qとある。)
一石五輪塔 130x18x17.5p(地輪高93、水輪11、火輪11、風輪5、空輪10p)
N34.722972 E135.213629


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西面
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│(梵字)十三丁           │
└――――――――――――――――――┘
(梵字「キリーク」は千手観音の種子か)

南面
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│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘

北面
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│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘

東面
┌─―――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘


(『神戸の道標』山下道雄、神戸新聞、1985年刊には記載なし。)
(15丁、14丁は見当たらず、「十六丁」丁石から歩測で350m(3.2丁)程度と思われるので、問題はないと思う。)
(紀年銘が無く建立時期は不明であるが、見た目は「十六丁」と同じ頃と思われ、「十八丁丁石」とも同程度の摩耗が
 見られるので同年代(文安四(丁卯)1447年)とすれば古い丁石と言える。)
(丁石の常である開始の石は大きく、中間は小さいの例にもれず「十八丁」より小さく、「十六丁」とはほぼ同じで
 ある。大きさとは、幅、と奥行の事で、高さは下部の埋り方が異なり含めないものとします。)
(上から4番目の丸い水輪辺りには梵字が刻まれていたかも知れないが読み取れない。)

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【1.丁石を東に望む 【2.丁石を北東に望む 【3.丁石を北西に望む
 左、登り摩耶山へ  左、登り摩耶山へ  左奥、登り摩耶山へ
 奥は道は未踏査】  右奥ケーブル保守道か】  案合柱左を下り十六丁石へ】

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【4.丁石を北東に望む 【5.丁石西面拡大 【6.丁石西面上部
 欠損は無さそうである  梵字と「十三丁」  上から、空、風、
 埋設部分も適当か】  がよく読める】  火、水輪の順】

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【7.摩耶山丁石一覧(明治44年)】
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