24.神戸市灘区摩耶山十六丁丁石(道標では無い)

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神戸市灘区畑原字五鬼城山346 上野道十七丁石より180m上、五鬼城展望台分岐三ツ辻の東部に南西面して建つ
(摩耶ケーブル駅から北西直線240m辺り)
一石五輪塔 85x17x17p(地輪高63、水輪11、火輪11p、風輪欠損、空輪欠損)(像部31x12x-1p)
N34.720436 E135.213496


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南西面
┌─―――――――――――――――――┐
│(立像)十六丁           │
└――――――――――――――――――┘
(立像は観音像であろうか。)

南東面
┌─―――――――――――――――――┐
│十方檀那              │
└――――――――――――――――――┘

北東面
┌─―――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘

北西面
┌─―――――――――――――――――┐
│(梵字か)             │
└――――――――――――――――――┘
(梵字(キリーク)らしき一文字)


(『神戸の道標』山下道雄、神戸新聞、1985年刊には記載なし。)
「十七丁丁石」との距離を見て移動の有無を探る為に確認したものである。当「十六丁」が移動されていなければ
 歩測で180mと2丁弱の距離にあり、「十七丁」は1丁弱下に移設された事になるが、現在の道は階段が付けられ
 登り易い道に付け替えられている様に見え、明治の地図を手掛かりに今の地図で見ると130m程度となる様である。
 しかしこれでも20mは下に移動させられていると思われる。)
(丁石の南東面「十方檀那」は「方々の施主」の意味らしい。
 尚、元は五輪塔で風輪部より上は欠損している。地輪(最下部の角柱部分)部の大きさは「十七丁丁石」より幅、
 奥行きがそれぞれ1p大きいがよく似ている。「十八丁丁石」よりはだいぶ小さい。
 又、「八丁丁石」は上部が遺失していると思うが、それを除くと、大きさや意匠がよく似ておりこれと
 同じく立像が刻まれているが錫杖がハッキリせず宝珠を持っているかもしれない。)
(北西面上部に少なくとも一字、梵字と思われる字があるが読み取れなかった。遠目では「キリーク」にも見える。)
「摩耶山丁石一覧」も合わせて参照下さい。)

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【1.丁石を北西に望む 【2.丁石を西に望む 【3.丁石を北に望む
 右、登り摩耶山へ  右、登り摩耶山へ  上、登り摩耶山へ
 左廻り込み展望台へ】  奥左、展望台へ】  右に下り十七丁石へ】

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【4.丁石を北に望む 【5.丁石南西面上部 【6.丁石南東面下部
 上部欠損  立像は錫杖を  「十方檀那」
 南西面に立像あり】  持っている】  としたが】

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【7.丁石北西面上部 【8.丁石南西面下部 【9.八丁丁石南東面の
 梵字に見えるが  「十六丁」  立像部、大きさ等も
 種子は判らない】  と読める】  似るが、錫杖が?】

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【10.神戸市東部の道標】 【11.神戸市摩耶山丁石一覧】
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