上野道5.神戸市灘区摩耶山八丁丁石(道標では無い)

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神戸市灘区摩耶山 上野道のケーブル虹の駅分岐案内柱から北西へ100mに南東を正面に建つ
角柱(上部遺失か) 73x16x16p(像部28x10x1p)像部は1p彫下げ
N34.7264101 E135.2103533


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南東面
┌─―――――――――――――――――┐
│(立像)八丁            │
└――――――――――――――――――┘

北東面
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│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘

北西面
┌─―――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘

南西面
┌─―――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘


(『神戸の道標』山下道雄、神戸新聞、1985年刊には記載なし。)
「十三丁」以降4基は見当たらず、当「八丁」となる。
 この間5丁を歩測で630m(5.8丁)となりやや長いように思うが、階段部分も多くあり歩測が間違っていると思う。
 因みに、地理院地図上では550mとピタリと一致している。)
(紀年銘が無く建立時期は不明であるが、見た目は「十六丁丁石」と近似しており同じ時期に建てられたものと思う。ただし
 「十六丁」にある施主の表現と思われる「十方檀那」が無い点でこの参道途中の丁石感がより強い。これを逆に見れ
 ば「十六丁」が再建などの理由により、設置の起点になったとすれば、「十八丁」に見られる文安四(丁卯)1447年
 より新しいと言えるでしょう。)
(上野道の古い丁石には、梵字を持つもの(18、17、13丁)と、立像を持つもの(16、8丁)の二種類がある。)
(現状では角柱であるが、頭頂部左寄りに少し窪みが見え、上部が折れた痕の様に思える。)

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【1.丁石を北に望む 【2.丁石を南東に望む 【3.丁石を南西に望む
 中央に小さく当丁石  左、登り摩耶山へ  奥、下り下山方向
 九十九折一段下から】  右、下り下山方向】  すぐに左へ折返し】

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【4.丁石を西に望む 【5.丁石南東面上部 【6.丁石南東面下部
 前の供え台風の石は  立像背景は  「八丁」
 丁石と関係なさそう】  1p程彫下げる】  と読める】

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【7.丁石頭頂部拡大 【8.丁石を南に望む
 左側に窪みがある  北角上部も欠損し
 盃状穴とは異なる】  元は一石五輪か】

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【9.八丁丁石南東面 【10.十六丁丁石南西面
 立像部丈28p  立像部丈31p
 珠を持つか?】  錫杖を持つ分高いか】

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【11.摩耶山丁石一覧(明治44年)】
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