17.神戸市長田区高取山町本社直下の道標

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神戸市長田区高取山町103−13 高取山の高取神社本殿東60m階段下の北側石垣に南面し埋もれる
多分山型角柱 72x17x6p(頂高2p)(奥行は6p以上)
N34.676448 E135.131465


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写真iimg4334

(写真無)

写真iimg4335

南面
┌─―――――――――――――――――┐
│右 本道              │
└――――――――――――――――――┘

東面
┌─―――――――――――――――――┐
│(不明)              │
└――――――――――――――――――┘

北面(写真無)
┌─―――――――――――――――――┐
│(不明)              │
└――――――――――――――――――┘

西面
┌─―――――――――――――――――┐
│(不明)              │
└――――――――――――――――――┘


(『神戸の道標』山下道雄、神戸新聞、1985年刊には未記載)
(案内の「右、本道」の本道とは、「長田区大谷町3の道標2」にも「右高取神社本道、是ヨリ十八丁」とあり、この
 辺りではよく使われる固有名称であろうか。因みに18丁では神社には5丁程足りず安井茶屋の手前になる。
  取敢えず「右、本道」を「支道」「枝道」等に対する一般的なものと考え「右、主参詣道」或いは「表参道」など
 を案内するものとした。現状、ここでは東から登って来て、真っすぐではあるが、右側の階段を上がると受取れるよ
 うにするには、階段左に東面して建っているのが自然と思われる。この時左への道は現在の全山縦走路になっている
 道を示す事になり、「高取神社本宮」社標の建つ左の狭い水平な道である。その先は大灯籠の上に出て、高金稲荷の
 階段下に繋がるようだが未踏査です。
  ただ、明治の地図を見ると、ここを階段で西に直登する道が無く等高線に沿って荒熊神社への道(水平道)が見え
 るだけで、今とは違う参道が、少し月見茶屋寄りから北に巻いて本殿の北東方向から到達するような形で有ったとす
 る方が自然なように思える。作成年不明の下記写真のコース図でも神社まで160m(1.5丁)で迂回している。
 こう考えた時、元位置は少し東にあり辻の形状や建立位置にもよるが、今の様に南面して建っていた可能性もある。
 また横に埋め込まれた文字の見えない石も同じ運命をたどった丁石等であるかも知れない。)
(東には「安井茶屋南の道標」があります。)
【参考】「今昔マップ on the web」で現在地図と比較できます。

写真iimg4340 写真iimg4341 写真iimg4330
【1.道標を西に望む 【2.道標を北西に望む 【3.道標を東に望む
 右階段、高取神社へ  道標は中央石垣に埋没  奥、下り月見茶屋へ
 左、全山縦走路】  右、表参道下山】  左、石垣の一部となる】

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【4.道標を北に望む 【5.道標南面拡大 【6.道標南面下部
 道案内よりも  「右 本道」とある  「本道」とは
 土留の役割が大】  右横は不明の石】  あまり見ない表現】

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【7.月見茶屋過ぎの登山道地図
 5コース中4本はここを通過
 表参道が大きく右に曲がって
 書かれるのは何か関係があるか】

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【8.神戸市西部の道標】
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