大宮市防災訓練に参加しました。


例年大宮アマチュア無線防災ネットワークの一員として、大宮市の防災訓練に参加しております。いつもは8月下旬の日曜日に行われるのですが、今年は10月17日に夜間訓練として開催されました。場所は宮原の富士重工跡地です。今回アマチュア無線としてはシリウスクラブの方がモニターを本部席前に設置してATVのデモを実施しましたが、私は機材運び等をちょっと手伝っただけで、実質はほとんど見学でした。

ATVを中継するやぐら

本部席前でモニターの調整中

1630に状況開始。民間自治会の初期消火訓練と、埼玉県警の情報収集・避難誘導訓練を皮切りに訓練がスタートしました。この時期に防災訓練を行う理由は、夜間訓練を目的とする場合夏季では日没が遅いため開始・終了時間も遅くなってしまうからだということです。

バケツリレー

出動する白バイと自走電光掲示板

17時過ぎには日没のためかなりの寒さとなりました。それでも建物の張りぼてに点火されると本部席まで熱が伝わってきます。1720頃より消火救出訓練が行われました。

はしご車で高所救出訓練

埼玉県の消防ヘリも飛来してサーチライトを照らしながら低空飛行を実施。AX400受信機で消防/防災ヘリ割り当て周波数をワッチし地上との交信周波数を探しましたが見つかりませんでした。

消火救出に次いでライフライン復旧訓練に移り、東京電力やNTT、陸上自衛隊等が復旧作業を行い、19時に状況終了。無事に訓練を終えました。

夜間ということで訓練内容をよく見ることはできませんでしたが、参加する側は投光機のもととはいえ暗い場所での作業なので、それなりの練度を必要とするはずで有意義な訓練だったといえるでしょう。

災害は時と場所を選びません。


(1999年10月17日UP)


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