お風呂でアロマ
初めて精油を使用する前には注意事項をお読みください。
「どんな精油を使えばいい?」・・・そんな時は、目的別精油一覧へどうぞ。
◆◆◆アロマバス◆◆◆
お風呂のお湯に精油を入れると、香りが蒸気と一緒に拡散され、
効率良く芳香浴ができます。
また、精油の有効成分は入浴中の皮膚から直接体内に吸収されます。
<手浴> 血行がよくなることで、案外肩こりも楽になったりします。
洗面器に少し熱めのお湯を入れ精油を1、2滴落とす。
両手をお湯に入れて温める。10〜15分。
<足浴> 冷え性で足が冷たい方や、風邪でお風呂に入れない方に。
不眠気味の方もお試しください。
両足が入るサイズの洗面器やバケツに少し熱めのお湯を入れ、
そこに精油を2、3滴落とし足を入れる。10〜15分。
途中で冷めてきたら、火傷しないように十分注意しながら、
ヤカンなどからお湯を足す。
さらに温まりたい時は自然塩を2つかみほど入れてみても。
<その他> 浴槽にぬるめのお湯をはり(座った時のウェストくらいの高さまで)
汗をかくまでゆっくつかる半身浴や、
痔などの症状に良い座浴(大きめの洗面器などを使用)、
全身のリラックス効果がある肩までつかる全身浴などがあります。
◆◆◆バスベースについて◆◆◆
精油は水に溶けないためお風呂に入れると油膜となり表面に浮きます。
かき混ぜて精油を分散させながら入ってもよいですが、肌の弱い人は
精油が触れた部分が赤くなったり、刺激を感じることもあります。
このような場合、キャリアオイルやハチミツ、塩などの基材に精油を
混ぜて使うと、お湯にうまく精油を溶かすことができ刺激も軽減します。
基材により「しっとりタイプ」「さっぱりタイプ」と使い分けることが
できるうえ、精油の作用との相乗効果も考えられます。
●オイル:マッサージに使うキャリアオイル(ホホバ、スィートアーモンド、
グレープシードなどの植物性オイル)を使います。
お肌がしっとり。(ハチミツを使ってもお肌がしっとりします)
<材料> お好みのキャリアオイル5ml、
精油3、4滴、
ビーカー、
スプーンや棒などの混ぜる道具(陶器やガラス製が良い)
<作り方> ビーカーでオイルを計り、そこに精油を落としよくまぜる。
<使用法> バスタブに入れ、均一になるようにかきまぜて入浴する。
●ソルト:読んで字のごとく、塩。(^^;
発汗作用と塩のミネラルで、お肌がすべすべになります。
<材料> 自然塩200g、
精油15滴くらい、
密閉容器、混ぜる道具(できれば陶器やガラス製が良い)
<作り方> 密閉容器に塩を入れ、精油を落とす。
均一になるようにスプーンなどでよく混ぜる。
<使い方> お湯に入れてよく混ぜる。
1回分40〜50gを目安に、4、5回に分けて使う。
入浴のたびに1回分ずつ作ってもよい。
●クレイ:クレイ=粘土。クレイには汚れなどを吸着する作用があるので
さっぱりすると同時に、含有されるミネラルによるすべすべ感も。
乾燥肌の場合はキャリアオイルを加えた方が良いかも。
<材料> クレイ(粉)50g、
精油10滴くらい、
ガラスか陶器の容器(金属はクレイの作用で錆びます)
<作り方> 材料を容器に入れ、ふたをしてよく振り混ぜる。
<使い方> 1回分10〜20gをお湯に入れてよく混ぜる。
入浴のたび1回分ずつ作ってもよい。
実は私、これ↑が面倒な時は、市販のクレイ製品を使っています。
その名も、粘土科学研究所の「ねんどの入浴剤」。
はじめからペースト状になっているので便利です。
大さじ2〜3杯の入浴剤に精油を4滴くらい落として混ぜるだけ。
とても簡単に精油が混ざります。
(このクレイ製品にはあらかじめ保湿成分も入っています)
◆◆◆シャンプー◆◆◆
無香料のシャンプーに精油を加えればできあがり♪ とっても簡単♪
◆◆◆せっけん◆◆◆
市販の粉せっけん(純せっけんでせっけん分90%以上がお勧め。
合成洗剤は使用しないでね)に水と精油を加えて整形すれば、
オリジナルのせっけんのできあがり♪
作り方は、「せっけん」の「レシピ」を参照。
◆◆◆リンス◆◆◆
ここで言うリンスとは、固形や液体のせっけんでシャンプーした後に使う
ものです。せっけんで一時的にアルカリに傾いた髪(キシキシする)を
弱酸性に戻すためのもので、一般的なリンスとは役割も働きも違います。
作り方は、「せっけん」の「レシピ」を参照。