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社会人勉強帳

[007] 通訳下手で悔し涙 (2002/11/11)


通訳下手で悔し涙

四谷PL外語学院

トミー工業での玩具輸入の仕事はそんな具合でどんどん面白くなって行った。

業務遂行上で必要なスキルである英語のほうは、しかし思うようには上達しない。

輸入課に所属して貿易の仕事をしていると、ことあるごとに上司である杉本さんの英語と比べられて、肩身の狭い思いをした。杉本さんは大学で英文学を専攻して、在学時代はESSのキャプテンまで勤めて、意識的に語学の研鑚を積んできた人だった。文字通り、僕からは十年の長のある人だった。

そう、振り返ってみると、国際ビジネスのツールとして自信を持って英語を使えるようになるには、僕の場合十年はかかったのではないか。つまり、後に33歳でMBA留学から帰ってきても、まだ完全には英語に自信が無かったことを覚えている。

その頃こんなことがあった。

(以下略)

新入社員の面目など無いようなものだが、この晩僕は少し涙を流した。


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