５月の予想

５月２８日（３回東京４日目）

だいたい、予想が当たる時は欲張らない時と相場が決まっている。にしても、
ここまでプラスになるとは思わなかった。午前中は、この予想の他にも馬券を
買って、ストレートに（ノーホーラで）○万円以上イカれていただけに、奇跡
的な「まくり」が決まった形だ。もう運は尽きているかもしれないが、精神的
余裕がある時も馬券が当たりやすいと言われる。リラックスして臨みたい。

ダービーの予想は別項で。東京では駒草賞のフサイチランハートが注目だ。前
走のレースぶりはかなりのものだったが、陣営に言わせれば「まだまだこれか
ら」という高い評価を受けている。ダービーには間に合わなかったが、菊花賞
なら、という期待がかかる馬だけに、まだ抜けた人気に今回までが狙い目とみ
た。手広くいっても元は取れるだろう。
中京メーンのビハインドザマスクは、前走の切れ味が鮮やか。あの切れが小回
りで利くかとなると、やや不安も残るところだが、ちょっと役者が違う感があ
る。期待込みで単勝と馬連に。

本日の買い目

５月２７日（３回東京３日目）

ダービーウィークであるが、どのレースもチャンスは平等。イレ込みすぎない
よう、冷静さを保っていきたいと思う。

正直に言って、あまり自信のあるレースがない。金がない、というのも理由の
ひとつだが、こういう時は素直に金額を減らすのが正解だと思う。その中では
５Ｒのポートブライアンズ。先週、栗東に行った際に、出津Ｊから「また近い
うちに、いい馬連れて東京に行きますから、楽しみにしてて下さいよ」と言わ
れていた。名前は聞かなかったが、この馬であることは間違いないだろう。ス
ピードがありすぎるため「ちょっと、一気に行きすぎるところはある」（出津
Ｊ）とのことだが、無事に飛べればまず楽勝だろう。あとは７Ｒのマイネルク
リムゾン。プリンシパルＳにも登録していたが「無理はさせたくない」と柴崎
師が決めて、ここまでじっくりと我慢した。未勝利を勝ったばかりの時に、小
林久Ｊも「上でもやれます」と口にしていただけに、ここが狙い目、という感
がある。
中京ではメーンのメイショウドトウ。ラスカルスズカも能力の高さは認めるが
橋田師は「天皇賞に向けての調整を続けていた」としている。本質的に中距離
馬ということであっても、小回りの中京で久々の中距離戦は、決してプラスと
は思えないだけに、ここは左回り巧者で好調のこの馬から。

本日の買い目

５月２１日（３回東京２日目）

めっちゃアツくなりました。中京の最終Ｒ…。何とかならんかったかぁ？　と
テレビ画面のテッペイちゃんに叫ぶもむなしく３着。１着３着は８００倍強の
配当だけに、複勝の２１６０円を取っても、まだ物足りなさを感じてしまう。
黒字でゼイタク言ってはイカンと思いつつも、悔しいな〜！

オークスは別項で。確かにオークスは楽しみなので、気合が入った勝負になる
のは確かだが、他のレースにそれほど楽しみと言える馬は多くない。しいてあ
げると６Ｒのケイアイワールド。力の要るダートはともかく、脚抜きのいい馬
場になれば、ベストの条件かもしれない。相手はグローリーティアラ１点。
中京のエイシンセイヤーは、能力の高さが感じられる。相手を絞っての馬連も
買うが、単勝で。

本日の買い目

５月２０日（３回東京初日）

障害オープンの好配当を５００円にとどめたのが失敗だった。力関係が微妙な
時こそ、日ごろの目が問われる障害レース。自信を持てばよかったと後悔して
いる。きょうから２場開催。きっちり当てて、オークス、ダービーへの流れを
いいものにしていきたい。

東京には、比較的楽しみなレースが多い。３Ｒのスミレピークバーは、先週の
福島で除外になった。「ダッシュがいいから、ハナを切れれば」と青木Ｊが話
していたが、それは１０００ｍの話。それでも、特に抜けたメンバーがいない
ここなら、粘り込みもあるだろう。単複で応援。６Ｒのマイネルプレミアムは
どうにも切れる脚がなく、前走後の秋山師も「歯がゆいね。距離を延ばした方
がカバーできるかな」と長距離戦参戦を決めていた。これも単勝で。１０Ｒの
ヤワタセブンは、鎌倉特別を除外になって３週経っているが除外後はすぐにこ
こを目標に乗り込んできた。メンバー的に前が速くなりそうな感じだけに、こ
の馬の末脚が炸裂する番が回ってきたとみる。目黒記念は、注目の「武豊・ス
テイゴールド」コンビが参戦。何とも食指をそそられるところだが、あくまで
冷静にトシザブイから入る。天皇賞は勝負どころで一気に外から仕掛け、あの
メンバーを相手に勝ちに行く競馬をみせた。結果は失速したが、内容の濃さは
ステイゴールドに負けるとも劣らない。ハンデ５２ｋの準オープン馬のために
河内Ｊが東上してきたことは、ステイ＝武豊Ｊのおかげで盲点となる。内心で
ほくそえみながら、馬連勝負。保険の複勝も少々。１２Ｒのバグダッドカフェ
は、明るいルーキー（今年のルーキーは嘉藤、田嶋Ｊとみんな明るいが）梶Ｊ
を応援する。大外枠は決して有利ではないが、ダイワキュートやマチカネムラ
ムスメといった馬が出ており、折り合いをつけるのは難しくない。「うまく乗
れたと思うんですよ〜」と２着に負けた前走を悔しがっていたが、ここは福島
帰りで人気もそんなにあるまい。ルーキーのやる気に期待する。相手は直線勝
負に賭けるはずのモーントシャイン。この馬も相当に強い。馬連本線で。
中京は最終レースまで待機して５歳未勝利馬パンドラロードで勝負。もともと
厩舎の期待が高かった馬で、３月の中京で１戦した後は、ずっと福島で除外が
続いていた。高い能力は「出遅れて、仕掛けて、かかって」の初戦でも大崩れ
していないように、明らかだ。芝でスピードを生かすタイプとみているだけに
出たとこ勝負といく。頼むよ、テッペイちゃん。

本日の買い目

５月１３日（２回東京最終日）

予想は「こんなもんか」という負けっぷりだったが、個人的な馬券でひどい
目に遭った（日記参照）ため、えらく落ち込んでいる。こういう時は、あま
り買わない方が無難だとわかっているのだが…。

東京では、まず５Ｒ。土曜の重賞には及ばないが、メンバー的には今後の
ジャンプ界で楽しみな存在となりそうな馬もいて見ごたえがありそうだ。
買い目に書いた４頭のボックスだが、特に注目したいのは前走の内容が優
秀だったブレイブハンターと、未勝利勝ちが圧倒的なレースだったメイシ
ョウシナノ。６Ｒのエリートフェローは、新馬の時から厩舎一番の期待馬
と評価が高かった。芝でこそ、というタイプだけに、単連で手広く。７Ｒ
の１点勝負もまず堅いだろう。そしてメーンは京王杯スプリングＣ。取捨
選択が議論を呼んでいるグラスワンダーだが、自分は本命に推した。理由
は中間の調整過程にある。前走は、中間の追い切りがすべて水曜日のＷコ
ースのみだったが、この中間はずっと、日曜日の坂路での追い切りをはさ
んできた。佐々木調教厩務員も「さすがに前走は太かったです。今回は、
だいぶスッキリ見えますよ」と１週前の段階から話しており、変わり身は
十分に見込める。短距離戦だけに、多少太くても走れるはずで、せいぜい
１０ｋも絞れていれば、いいレースをしてくれると思う。単勝だけは売れ
るパターンだけに、馬連で勝負。
京都では、素質上位の２頭で平場を過ごし、メーンはバンダムウィンベル
を軸に、タイキダイヤ、フラワータテヤマのタテ目も少々。人気のサウス
ヴィグラスは陣営が「ちょっとピリッとしない」と表情を曇らせているだ
けに、抑えまで。
福島は６Ｒのダスティーウィンを狙いたい。先週、二ノ宮厩舎のバグダッ
ドカフェで２着したルーキー梶Ｊに、思わず「何とかならなかったか？」
と聞いたが「単勝だったんですか？　すみません」と謝られた。買ったこ
ちらが悪いのだが、レースについて「うまく乗れたと思います」とキッパ
リ。今週の期待はこの馬だそうで、スピードを生かしての一気の逃げ切り
に期待したい。メーンの新潟大賞典は、思い切ってシンボリフェザードを
狙ってみる。「重馬場が得意なんで、週末の雨予報に期待しているんです
よ」と青木Ｊ。距離的に少し長い気もするが「１８００ｍまでは札幌で勝
っているし、最近はズブくなっている感じですから」と色気十分。予報ど
おりに雨も降っているだけに、人気とのバランスを考えれば狙う価値はあ
ると思う。先週はタイキチェイサーで儲けさせてくれた青木Ｊだけに、今
週も乗ってみたい。

本日の買い目

５月１３日（２回東京７日目）

先週の日曜日は自分の馬券も好調で、いい形の週末だった。回収率は今もって
平行線をたどっている（徐々に変動が少なくなるのは当たり前だが）だけに、
少しはいい配当を当てたいものだ。

東京では、僭越ながら６Ｒの我が愛馬で勝負したい。とにかく調教では動かな
いが、状態は「前走よりもだいぶいいです」と小手川助手のお墨付きをいただ
いている。１枠２頭が強敵だが、ここはベストの条件。馬場さえ悪化しなけれ
ば、好走してくれるものと思う。７Ｒのヤクモマーキュリーは、前走、外から
一気にまくって出て、直線で少し止まってしまった。しかし、芝で走れること
を実証した内容だったことは確かで、じっくり構えていけば直線で伸びるもの
と思う。怖いのは前走でいい内容のレースを見せたトーセンスターだろう。９
Ｒのメモリーズオブユーは、血統的に人気先行になるのはやむを得ないところ
だが、今回はそこまで人気にもなるまい。前走のレース後、蛯名Ｊは「走りが
バラバラになっちゃった。でも、芝がダメってわけじゃないよ。今回は馬場が
悪かったから。東京ならちょっと違うと思う」とコメントした。初戦の内容を
考えれば、まだ見限るには早い。
京都では、ジャンプＳのメイショウワカシオと葵Ｓのベルグチケットが狙い。
メイショウは、中山グランドジャンプの時に嘉堂Ｊが「無難に飛んだし、これ
からが楽しみ」と話していた。辛口の同騎手にしては、上々の手応え、という
ように感じられたし、実際にここにきての安定味は抜けている。レガシーロッ
クのスピードは侮れないが、軸の安定性を考えれば、当然こちらからだ。葵Ｓ
のベルグチケットは、アッサリとオークスを見送った。印象深いのは、フェア
リーＳを勝った時の手塚師のコメント。「ここは勝って当然だと思っていまし
たから」というものだった。マイルは長く、スプリントなら自信アリ、が陣営
のスタンス。牡馬と同斤量とはいえ、桜花賞でも見せ場たっぷりの内容だった
ことを考えれば、見劣りどころかむしろ上位の評価が下せる。あと１２Ｒも楽
しみ。前走で力量上位を示したグリーンプレゼンスと、テイエムラシアンとの
１点勝負といく。
福島ではメーンのクリスマスツリーが堅そうだ。前走の内容は５００万下では
ケタ違い。血統的にもこのあたりで止まる器とは考えられず、ここもノンスト
ップで通過するとみる。相手はシンボリビンテージ１頭だろう。

本日の買い目

５月７日（２回東京６日目）

土曜は可もなし不可もなし、というところか。それにしても、タイキチェイサーの
走りには驚いた。本命にしたのだから、勝って当たり前という気持ちもなきにしも
あらずだったが、スタートでアオり気味に出て、道中はフットワークが乱れるよう
な部分も見られたのに、４コーナーでうまく内に潜り込むと、そのままカラ馬との
併せ馬でゴール。次走は５００万下に出られるという、インチキ（失礼！）みたい
なことが可能だが、無事なら当分は勝ち続けることだろう。

３場をフルに見渡して、素質馬を少額でも買う作戦でいく。東京は４Ｒに注目。前
走後、蛯名Ｊから「芝の方がいい」というアドバイスがあったダイワファイター。
そろそろ勝ち上がってもいい頃だ。あとは、１０Ｒのチョウカイライジン。今週、
除外ラッシュで混乱する中、中野隆師は「何とか出させてくれよ〜」と祈るような
表情だった。結局、回避馬続出で楽にゲートインできたが、東京の芝１６００ｍは
ベストの条件。主戦・柴田善Ｊで末脚全開だろう。相手は「勝ち負けはともかく、
確実に走れるよ」と加藤助手が言うゴールドジャパンが本線。ＮＨＫマイルＣにつ
いては、別項で。
京都では、単を３頭。２Ｒデザイナーは、父グリーンマウント、母ホワイトシルバ
ーという、ダートの申し子のような血統。デビュー戦の前走でいきなり経験馬相手
に３着したように、能力の高さは明らかだ。また、５Ｒのテイエムオオヒカリは、
前走、主戦の出津Ｊが乗れずに２着どまりだったが、出津Ｊは「マキハタコンコル
ド（先週、楽勝）より期待できる」と評価していた。ここは堅いところだろう。
福島では１０、１１Ｒ。インディアナカーヴは前走で素質の一端を覗かせており、
叩いた変わり身を考えれば勝ち負けは間違いあるまい。ミヤギロドリゴも、前走で
久しぶりにこの馬らしいところを見せている。しかも、メンバー的に流れが速くな
ることが見込め（何と９頭中６頭が前走で逃げている！）、絶好のまくりごろ。ハ
ンデも手ごろで、Ｇ１前の勝負ができるレースとみている。

本日の買い目

５月６日（２回東京５日目）

先週は、土日ともに特に自信の鞍があったわけでないにもかかわらず、予算
を多く食いつぶしてしまい、収支を悪化させてしまった。今週のメンバーを
見るにつけ、もう少し大事に資金を取っておくべきだったと反省。とにかく
今はこの予想コーナーの収支より、自分の経済状況を好転させることが先決
である…。何とかせにゃあ。

東京はボックス買いの連続で平場を過ごす。まず４Ｒは実力上位のマイネル
プレミアムに、前走でいいところを見せたブルーレッドブルー、良血プレミ
アリーグをからめる。マイネルとブルーの組み合わせは安いだろうが、プレ
ミアリーグが絡めば好配当になりそうだ。６Ｒは前走「芝でこその馬でしょ
う」と武豊Ｊがコメントしたベルモットに、初出走の２頭を絡める。レディ
アッパーは、昨春のファンタストクラブ育成時から評判が高かった馬。自分
もＰＯＧで持っている関係上、注目しないわけにいかないが、調教の動きも
よく、期待したい。もう１頭のグランソレイユは、浅野調教師が「この世代
の牝馬では、ウチのナンバーワンになれる素材」と入厩前から期待していた
馬。入厩してからもずいぶんと紆余曲折があったが「だいぶいい感じになっ
てきました」と小手川助手も話しており、配当面、血統を考えると狙ってみ
る価値はあると思う。この時期の未勝利戦になってくると、使い込まれた馬
より、未出走の素質馬を狙う手は常とう手段だ。３頭のボックス。８Ｒは、
連闘してきたガクエンシュガーに、前々から素質を買っているマチカネムラ
ムスメ、能力上位のニシノサンサン。これらがうまく当たることを祈りつつ
メーンはダイワバーミンガムから入る。ダイワ、二ノ宮厩舎、菊沢徳Ｊ、橋
本調教厩務員という組み合わせは、２年前のダイワスペリアーの時と同じ。
だから、というわけではないし、タイプも似ていないが、前走のレースぶり
に進境がうかがえた。二ノ宮師も「前半、ゆったり進められるのがいいみた
い。東京だからいい、というのではなく、ああいうレースがいいんじゃない
かな」と言う。前走、差し馬不利のＣコースで外から伸びた末脚は目を引く
ものだった。そして何より、１勝馬でも楽に出走枠に入ることができ、メン
バーも決して強くないことが挙げられる。単と連で勝負。
京都ではメーンだけ。ここは逆に、メンバーは少ないながらも、ヤマニンリ
スペクトの中心は動かない。相手もほぼアグネスフライトで堅いだろう。万
が一があれば、内回りの２０００ｍで、アンカツＪが前粘りを決める可能性
を残しているウインエルシエロまで。
福島は８Ｒのバグダッドカフェから。休み明けになるが、ここにきての調教
の動きは抜群。このところ二ノ宮厩舎の調教をよく手伝う梶Ｊは「調教でも
いい馬に乗せていただいているんです。レースでも乗せてくれるのはありが
たいですよ」と結果を出すことにやる気十分。ダートを使ってきた馬だが、
芝でも好走した経験はある。あとはメーンのタイキチェイサー。６歳未出走
でいきなり９００万下デビュー（５００万下除外で再投票）というのは、常
識的には厳しいが、タイキシャトルの弟という血統から考えても、期待の大
きさがうかがえる。５００万に出走する前提で聞いた話だが、青木Ｊは「出
られればコレですよ」と�､持ったまま�･のポーズをしてくれた。藤沢和厩舎
が古馬の未勝利まで取っておいた馬は、シンボリフェザードやシャープウイ
ットなど、確実に出世する。初戦から人気になるかもしれないが、それでも
先物買いしたい１頭だ。

本日の買い目

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