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ファインディング・ニモ
Finding Nemo
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
2003年 アメリカ
監督/脚本: アンドリュー・スタントン
声: アルバート・ブルックス / エレン・ディジェネレス / アレクサンダー・グールド / ウィレム・デフォー


☆こういう作品☆
 過去に妻と彼女が産んだ多くの卵を失った夫カクレクマノミのマーリンは、唯一生き残った息子ニモを愛
情たっぷり、そして過保護気味に育ててきた。そんなある日、親子ゲンカになった最中、ニモが人間にさら
われてしまう。


☆こう観た☆
 ディズニーものの生命線は、ハッピーエンドや安心が最後にあらかじめ用意されている前提で、その過
程をいかに楽しめるかにある。同ピクサー作品“モンスターズ・インク”は、笑い(メイン2人のコンビ芸)と高
揚(走る、滑る、そして飛ぶジェットコースター的ノリ)と泣き(涙のお別れ)が見事に調和されていたが、こ
ちらは冗談の通じない頭のカタい親父と物忘れが激しい以外に特徴がない相方とのコンビが今ひとつで、
泳ぐ、食べるぐらいしかない魚の意外性のない動きは、息子探しの道中で飽きが来るとあっては先の条
件を満たすには難しい。
 何も悪いところばかりではない。過去に潜った経験から個人的に思い入れの強いグレートバリアリーフ
の水中の画のキレイさ(実際はここまでじゃなかったけど)はなかなかのものだし、ニモがしばし暮らした
水槽の魚たちの掛け合いが、家で飼っている熱帯魚ももしこんな話をしてたら…、なんて思うと少し笑え
た。
 それでも、寒い中ニモのために劇場へわざわざ足を運ぶなら、こたつに入ってサリーとマイクをビデオで
楽しむ方が賢明。そもそも海がモチーフの映画を冬にやるべきではない。季節感なさすぎ!
written on December 19, 2003

追記: 今回筆者は字幕版で鑑賞したが、日本語吹替え版でなら字幕にとらわれることなくより美しい映像
を堪能できるはず。そこに重点を置いて観ていたら、評価も少し上方修正されるかもしれない。


▽webサイト: こちらから


▽あなたの意見を聞かせてください!: こちらから


▽ここで観た: イオンシネマ久御山 (京都) 



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