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ターポンの大きさ
注)今回のこれはあんまり真剣にとらないでくださいね、下手するとあげあし取りにもなりかねないんで。
さてさて、数多いヨコハマの謎の中でも、誰もが謎と思うターポン。登場も3話と少なく、目的や構造に関してなどほとんど何も語られていません('98.10月号現在)。
ここでは、その中でも「大きさ」と「高度」を、誌面から対比算出してみようと思います。
って言っても人の手による、しかも漫画という”表現としてのデフォルメや強調”が行われるものを基にしてるんで信憑性はほとんどありません。(それに目測で測ってるし、仮定も入ってるし...)
でも、まぁ話題のひとつってことで。
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大きさ
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参照シーン:
@「青のM1]第30コマ:室長が下をのぞいているところを外から
A「青のM1」第26コマ:図書室を望む
B「青のM1」第31コマ:機首を外から望む
C「星の目 人の目」第21コマ:真後ろから
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@から、窓の長辺は室長の左右肘の幅の5倍
Aから、窓の列(外から見ると黒い帯)の二つの屈曲部の間は窓13個分
Bから、機首下腕(第2カナード翼?)は屈曲部間の10倍
Cから、翼長は下腕の12倍
さぁ、これをカルクシート★1に入力しよう。
室長の左右肘間の幅は60cmと仮定する。
すると出てきた翼長はなんと、4680m!
ちなみに全長は翼長の0.7倍で3276m
大きいとは思ってたけど、こんなにあるとは。
現代ではジャンボジェット(ボーイング747)でも70m強しかないってのにねぇ。
まぁいいや、次いこう。
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★1私は表計算ソフトをこう呼びます。
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高度
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参照シーン:
D「鵬(HOH)」第27コマ:アヤセとアルファさんが見上げている
E「鵬(HOH)」第35コマ:アヤセとアルファさんが見送っている
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2つの物体が写っているシーンで、両方の大きさと片方までの距離がわかればもう一方までの距離を概算できる。
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a1:比較物の大きさ
a2:比較物の誌面上の大きさ
b1:ターポンの大きさ
b2:ターポンの誌面上の大きさ
d1:比較物からレンズまでの距離
d2:レンズから誌面(投影面)までの距離
x:レンズからターポンまでの距離
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ここで求めたい x の式は次のようになる。
Dでは比較物としてアルファさんの顔を使用した。
アルファさんの顔の幅(a1)を16cm、カメラからアルファさんの頭まで(d1)を80cmと仮定。
するとカメラからターポンまでの距離は5032mと出る。
このシーンではカメラの仰角はほぼ90°だから、距離がそのまま高度になる。
Eも同様に比較物はアルファさんの顔である。
ただし、カメラからの距離(d1)はアルファさんの身長を158cm、顔への仰角を20°として算出。
この場合のターポンまでの距離は10546mとなり、ターポンへの仰角を30°とすると、高度は5273mになる。
式:高度=sin(仰角)×距離
異なるシーンからほぼ同じ値が得られたので、高度は5000m強と言うことができるだろう。
注)数値にはすべて”おおむね”がつきます。(笑)
しかし、そうだとすると問題が出てくる。
- 音が聞こえないわけをアヤセが『高度が並じゃねぇからなあ』と言っているが、5000mは並以下である。現代の旅客機でも高度10000m以上は飛ぶ。
- よくターポンと一緒に描かれる帯状の雲が、その形状から高積雲とすると高度5Km以上である。ターポンはその雲の上を飛んでいる。
- 「鵬(HOH)」第34コマや「星の目 人の目」第21コマが5000mとは到底思えない。
これはどういう事か、私の計算ミスか? いや計算したのはコンピュータだ。
ではいったい何が悪いというんだー???
って考えるまでもないってば。
使用したシーンが、冒頭で言ったような「大きいということを強調するために、本来よりも大きく表現されている」ものだからだ。
しかし、他にこの手法に使えるシーンはない。
ということで、
結論:誌面から算出するのは無理。
・・・・・
いったい何のためのページなんだか...
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