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世界像の紹介です。
あわてることはありません。
ゆったりとした時間の流れを感じてください。
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ヨコハマ買い出し紀行の世界がどんなものか、
ひとことで言うと......んん、言えませんね。
コトバで語るのはとても難しいけど、
この先の記事で少しでも感じてもらえることを願います。
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まずは、マップ。
神奈川県三浦半島。一番北が横須賀市で、一番南が城ヶ島です。海面の上昇などにより現世の地形とずいぶん違うから何だかわかんないような気もしますが。
アルファ達はだいたいこのあたりを舞台にして暮らしています。タイトルの「ヨコハマ」は「買い出し」に行くだけなんであんまり出てきません。
ま、このさい地図はあんまり重要じゃないんで、次行きましょう。
暮らし
ここではみんな、結構のんびりと生活しているように思う。
生活の要素自体は現世とあまり変わらない。喫茶店をやっている人もいるし、ガソリンスタンドをやっている人、宅配会社に勤める人、電車の運転手だっていれば、アパートもあるしホテルだってある。町内会だってある。
けれど、どうも違う。なぜそう思うのだろう。
広い道路に車がほとんど走っていないから?
お客のめったに来ない珈琲屋があるから?
懐かしい風景ばかりだから?
もちろんそれもあるだろう。でも、たぶんきっとここには現世のような無用な争いがないためだと思う。
★1
それがどういうことかというと、人口が少ないのである。
風景で触れたような世界では、ずいぶん人口が少ないのではと察しはつくと思うが、実際少ない。
これだけ少ないと物理的にも精神的にも争いは無益なものなのだろうと思う。
それで人々はのんびりと暮らしていたわけだけど、あんまり人が少ないとだんだんと寂しくなってくる。
さみしいさみしい...
そしてA7が生まれることになる。(ちょっと強引)
★1注意)ここから先は私の想像
A7(エーセブン)
A7シリーズが生まれた理由、それはきっと
善き隣人としてだと思う。
★2
A7シリーズっていうのは、(髪や瞳の色以外は)見た目は人間とかわらない完全自律型のロボットのこと。つまり主人公がそうである。情緒的な面もずいぶんあって、少なくとも私には人間と見分けがつかない。
彼(彼女)達がいつ頃生まれたのかは語られていないが、既に風景がかわりつつあったことは確かだ。そんな時代に開発者達は何を思って彼らに命を吹き込んだのか。
A7については私なりの考察も。
★2注意)もちろん私の想像(希望)
経済活動
経済活動についてって言うとちょっと大げさだけど。これもなんだか世界を語っている?
アルファはカフェアルファを経営して生計をたてているはずである。しかし本人も言っているように「めったにお客さん来ませんよ。」状態で充分な収入が得られるはずもない。しかしアルファはいろいろ買い物をしている。コーヒー豆とか洋服とかガソリンとか。光熱費だってあるんじゃないか。
考えられる可能性としては、
- コーヒー1杯がバカ高い(笑)
- 公的機関から補助が出ている(この時代、生きているだけでありがたい)
- オーナーの貯えを食いつぶしている(そもそも銀行とかってあるのか?)
う〜ん、どれも今ひとつ。
ココネにしたって、宅配会社のOL?してて、アパートの家賃を払ってるし。滞納してるエピソードもあったけど、たぶんスクータを購入したせいで、やっぱり経済活動してる。おぉ、アルファに較べてずいぶん普通だなぁ(笑)。
他の人はよくわかんないな、
おじさんの
ガソリンスタンドはぜったい道楽だし。
教育
こんな時代に教育って言ってもなぁ... いや、こんな時代だからこそ教育は大切なんだよ、うん。 |
海面上昇はどうして起きたか?
被害を食い止めるために人々は?
その後の復興の過程は?
なんてことを後世に伝えていかなきゃね。
って、そこらの家で家庭教師のみかい!→
(子供がいないんだからしょうがないって)
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