急な動作がきっかけで激痛が走る、欧米では「魔女の一撃」と呼ばれるのが
ぎっくり腰です。
検査しても骨や椎間板に異常がない場合は、筋肉の疲労が原因のひとつと考えられます。
日常生活の中で少しづつ溜まっていった疲労が許容量を超えた時に、些細な動作がきっかけで
ぎっくり腰を起こす可能性が上がるのです。
このため、腰が突っ張っている、それまでになかった違和感や痛みがあるなどの異変がある時は
以下のことに気を付けてみましょう。
- ■長時間、同じ体勢を続けない
- ■止まっている状態から急に動かない
- ■前屈みや中腰など、腰に負担がかかる動作をできるだけ避ける
- ■重いものは、しゃがんで身体ごと持ち上げる
- ■ヒールの高い靴や、ウエストがきつすぎる服やタイトな服を避ける
洗面所で顔を洗ったり歯を磨いたりする時やお風呂で髪を洗う時、掃除機をかける時など
日常、何気なくやっている動作の中で前かがみになっていることがたくさんあります。
パソコンなどのデスクワークの際も、同じ姿勢を固定しがちです。
また、血行の悪さが腰痛の原因になることもあるのでしめつけの強い服や靴、アクセサリー
腰に負担をかける動作を避けるためにも、膝を曲げにくくなるタイトスカートやスキニーパンツは
できるだけ着用を避けた方が良いでしょう。
何度か経験して、これは放っておくとぎっくり腰になりそうだなと感じられるようになった時には
早めに施術を受けて身体の状態を良くしておくことも有効ですので、ぜひご相談ください。