6.摂津市千里丘6市場池公園の道標

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摂津市千里丘6―11 市場池公園の南端入口に南を正面に建つ
尖頭形角柱 150x南面24x25p(頂高10p)(南面以外は不整の為2p程度の出張あり)
N34.786368 E135.537580


写真himg2221

写真himg2224

写真himg2225

写真himg2228

南面
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│右 亀岡街道  亀岡 高槻 京都  │
│左 小野原街道 山田 小野原 勝尾寺│
└――─―――――――――――――――┘

東面
┌────――――――――――――――┐
│左 吹田   大阪         │
└――─―――――――――――――――┘

北面
┌────――――――――――――――┐
│       大阪府        │
└――─―――――――――――――――┘

西面
┌────――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――─―――――――――――――――┘


(『すいた歴史散歩』<増補版>吹田市教育委員会では、6番目)
(『摂津市の道標』市文化財愛護会、平成20年刊では1)
(大阪府とあるので、明治以降の建設であろう。)
(今は公園内にあるため、近接移設されているであろう。)
(天道方面から山田下へは、旧亀岡街道を直進し、市場で左折するより、此処で北へ分岐する方が近道と
 なる。明治36年「大阪府誌」の一等補助里道、小野原街道の終点、三島郡味舌村大字味舌上假定縣道
 亀岡街道の記述からすると、その小野原街道への近道を示していると思われる。)
(2020年摂津市域分として再調査し写真を差し替えました。南面以外は外縁を3p幅で整面し、中央部は
 荒削りのまま残す為2p程度の出張りがあり、文字部分のみ額縁状(深さ1p)に整えた上て刻すが、
 非常に見難い。
 凝った作りであるがあまり共感できない。
  設置場所を再考すると、大阪府誌に「小野原街道」の終点が「三島郡味舌村大字味舌上假定縣道亀岡
 街道」とあり、「味舌上」より池の東350mの旧道辻が相応しいかも知れない。
 そこは「吹田市山田市場2の道標」の元位置でもある。
 「小野原街道」の終点に立つとするか、街道への近道を示すと取るかの違いである。)
(よく似た形式のものが「高槻市富田町6の道標」
 粗面が一面の「茨木市宿川原町1北側の道標」がある。)

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【1.道標を北東に望む】 【2.道標を北に望む 【3.道標を西に望む 【4.道標を北に望む
 右奥(北東)宇野辺へ  奥(北東)旧亀岡街道  左奥、山田下へ  小野原街道の始まりか
 左、山田下へ】  左、小野原街道へ近道】  右手、市場池公園】  同街道への近道とするか】

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【5.道標南面上部 【6.道標東面中部 【7.道標北面下部
 「右亀岡街道」  不整面を少し削り  同様に
 「左小野原街道」】  「吹田」と彫る】  「大阪府」と彫る】

写真dimg2466 写真dimg2468
【8.吹田市の道標】 【9.摂津市の道標】
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