18.能勢町長谷山王社東の道標

↓末尾へ 文字ずれ時はブラウザの幅や「Ctrl」と「+」、「-」キーで倍率変更等して下さい。
能勢町長谷山 垂水の最南端神山との境にあるハシ山橋を渡り南南西に直線460m山中の三ツ辻を東に70mの
三ツ辻に西を正面に建つ
十蓮寺の道標の東70m、山尾大神社の東の池の南側)
自然石 63x38x36p(碑面49x19x-0.5p、頂高6p)
N34.961573 E135.377821


写真fimg4779

写真fimg4780

写真fimg4781

写真fimg4782

西面
┌―――――――――――――――――┐
│右 いけ田            │
│     道           │
│左 かめ山            │
└―――――――――――――――――┘

南面
┌―――――――――――――――――┐
│(なし)             │
└―――――――――――――――――┘

東面
┌―――――――――――――――――┐
│(なし)             │
└―――――――――――――――――┘

北面
┌―――――――――――――――――┐
│明治十三辰年八月(日)      │
│     村若中         │
└―――――――――――――――――┘
(( )部は『能勢の道しるべ』より)


(明治十三年は庚辰年、西暦1880年となる。)
(『能勢の道しるべ』森本弌著1991発行では18)
(同書に「山王社東の道標」とありそれに倣った。この道標の西30m辺りの北側に社があり、「山尾大神」
 とあるのでこのことであろう。又、「サイノ神峠からの古い重要路線と思われ、「右いけ田道」をとれば
 神山から上杉へ登っていき、「左かめ山道」をとれば神山から稲地へ下っていく。」としている。
 尚、補足すると明治の地図では「池田」への道が描かれておらず、現在の国土地理院の2.5万分の1地図
 にも分岐点はあるものの南への道は描かれていないが、北の神山集落から上杉に続く道のどこかに出るも
 のと思われる。未踏査であるが、「上杉の妙見道道標」に続くものと想像する。
 一度神山へ下らずに近道でもある為よく使われたのではないか。
 尚、サイノ神峠から、かめ山(亀岡)に続く道は地元では「三田−京」道とされるようである。この道に
 関しては「長谷才ノ神峠の道標2」を参照下さい。)
  又、「神山」は「こやま」と読むと地元の方に教えていただいた。)
 
写真fimg4768 写真fimg4775 写真fimg4776
【1.道標を東に望む 【2.道標を西に望む 【3.道標を西に望む
 中央道標、左は亀岡へ  奥、70m十蓮寺の道標へ  左正面に当道標
 右(東やや南)池田へ】  左手前池田へは未踏査】  右の池の奥に社】

写真fimg4774 写真fimg4785 写真fimg4788
【4.道標を東に望む 【5.道標西面拡大 【6.道標北面拡大
 左(東)は下り神山へ  五角形に彫り下げた  「明治十三辰年八月」
 右、地図に無いが上杉か】  中に刻まれている】  迄しか見えない】

写真fimg4796
【7.山尾大神を南に望む
 社左上に見える白い道を
 左に当道標、右に十蓮寺道標へ】

写真fimg3232 写真fimg3225 写真fimg5301
【8.能勢町西部の道標】 【9.能勢町東部の道標】 【10.サイノ神峠図】
文字ずれ時はブラウザの幅や「Ctrl」と「+」、「-」キーで倍率変更等して下さい。 ↑先頭へ