20.猪名川町原の地蔵道標

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猪名川町原向畑86 原の切通しすぐ南の旧道四辻北西部の祠内に東を正面に建つ
(70m南に府道68に出る三ツ辻がある。)
地蔵光背部 39x19x11p上部から左側にかけ欠損、(台石12x27x23程度p)
N34.909171 E135.39108


写真fimg5483

東面
┌――――――――――――――――――┐
│  右 のせさゝ山道        │
│(地蔵像)             │
│  ………つのせ道         │
└――――――――――――――――――┘

北面(写真無)
┌――――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘

西面(写真無)
┌――――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘

南面(写真無)
┌――――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘


(『猪名川町の道標』教育委員会1979年刊に記載なし。)
(上部から左側にかけ欠損しており一部読めないが、道案内が書かれているのは間違いなく道標とした。
 明治の地図で当地を見ると三ツ辻となっており、「右のせさゝ山道」は北の内馬場に向かい、旧丹州街道
 を進む案内であろう。
  左欠損部分を想像するに「左 む」と現存「つのせ道」を合わせ「左 むつのせ道」で「左六つの瀬」
 「左六瀬」とすると「西」紫合方面から篠山街道を進み、六瀬で矛盾はないと思うがどうか。
  現在の地蔵は祠内に東面して奥の方に置かれているがこれでは道案内にならず、祠が元々あったかどう
 かはさておき、祠内へは移動されたものと思う。
  尚、六瀬を「むつのせ」とする道標は、当町内で「木津島向の道標」があり、
 他では、「能勢町天王長杉寺西の道標」や、「宝塚市大原野岡田20−5の道標」がある。)
(北に350m進むと「猪名川町内馬場の道標」に出、東へ旧丹州街道を進むとすぐに行き止まりとなるが、
 元は日生中央駅を越え松尾台東のゴルフ場から川西市西畦野へ繋がっていたようだ。)

写真fimg5496 写真fimg5476 写真fimg5479
【1.祠を南に望む 【2.地蔵を南西に望む 【3.祠を北西に望む
 奥(南)府道68へ  赤い前垂れが当地蔵  右が原の切通しか
 右、祠内に地蔵】  後右、府道68の原中道へ】  奥(北)内馬場へ】

写真fimg5481 写真fimg5491 写真fimg5489
【4.地蔵を南西に望む 【5.地蔵左面を望む 【6.地蔵右面を望む
 三体の中央奥に有る  欠損部を二文字とし  「右 のせさゝ山道」
 のが当地蔵道標】  「左 むつのせ道」か】  と読める】

写真fimg5262
【7.猪名川町北部の道標】
写真fimg5261
【8.猪名川町南部の道標】
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