60.三田市木器1399の道標

↓末尾へ 文字ずれ時はブラウザの幅や「Ctrl」と「+」、「-」キーで倍率変更等して下さい。
三田市木器1399 県道37号木器郵便局南西120mの三叉路を南に下り260m、突当り小川の橋南詰めより
南東へ30m道の南側に北を正面に建つ
自然石 81x54x33p
N34.930655 E135.267618


写真fimg7985

写真fimg7986

写真fimg7987

写真fimg7989

北面
┌――――――――――――――――――┐
│ 右 はつ可山 同行十八      │
│奉供養西国丗三所          │
│ 左 中山いたミ          │
└――――――――――――――――――┘
(「可」は変体仮名「か」、「羽束山」か)
(「丗」は「十」を「森」の様に三つ重ねる)

西面
┌――――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘

南面
┌――――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘

東面
┌――――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘


(『さんだの道標』教育委員会2000年刊では60)
(同書では「…西国三所」、「左 中山いたみ」としているが「丗三所」「いたミ」の誤植であろう。
 又、「同行十人」は「同行十八」とした。理由は左右がつながっておらず、右のハネが大きい為。)
(当地点を明治の地図で見ると、現県道37号の山田バス停辺りから南に分かれた道が羽束川の木器橋にほぼ
 直線で向かう小径として描かれた道筋にあり、野道が南に分れている地点に見える。この野道が羽束山に
 繋がるようではあるが地図上では明確でない。現地を南に向って少し登ってみたがこれも分からなかった。
  現在の北から羽束山への登山道は、木器橋の西(「木器1244仏像の道標」がある)から南西方向に
 延びており、この道に合流できるならば「右羽束山」と案内しても不思議ではない。特に移設の必要性も
 感じさせない地点でもあり、元の位置のままで建っていると思う。)
(「左中山いたミ」は「左中山寺、伊丹」と思われ、「木器猪ノ倉ため池堤の道標」の「池田、伊丹」に続
 くものとして問題は無い。
  西には「市之瀬切詰の道標」がある。)

写真fimg8026 写真fimg8024 写真fimg7983
【1.道標を南東に望む 【2.道標を北西に望む 【3.道標を南に望む
 奥(東)木器橋へ  奥、山田バス停へ  道標後から真直ぐに
 中央に当道標】  右、坂を上り県道37へ】  奥は羽束山へ続くか】

写真fimg7995 写真fimg8021 写真fimg8001
【4.道標北面左 【5.道標北面拡大 【6.道標北面右
 「左 中 山」  「…供養…」を挟み」  「右 はつ可」
 と読める】  「左…、右…」とある  と読める】

写真fimg7999 写真fimg8011 写真fimg8007
【7.道標北面左下 【8.道標北面中央下 【9.道標北面右下
 左側「いたミ」  「西国丗三所」  「…可山 同行十八」は
 と読める】  丗は「十」が三つか】  「十人」かも知れない】

写真fimg7011
【10.三田北部の道標】
写真fimg7009 写真fimg7013
【11.三田西部の道標】 【12.三田東部の道標】
文字ずれ時はブラウザの幅や「Ctrl」と「+」、「-」キーで倍率変更等して下さい。 ↑先頭へ